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http://31634308.at.webry.info/201410/article_3.html
2014/10/04 22:15
臨時国会が始まり、首相の所信表明を皮切りに、各党の代表質問が始まっている。野党筆頭の民主党の代表者が質問するが、それに対する安倍首相の答弁を聞いていると、腹が立つ答弁ばかりである。安倍首相、菅官房長官は丁寧に説明するというが、歴代の首相の中でも、これほど木で鼻を括ったような答弁をした首相はいないだろう。説明という言葉の意味がわからないのではないかと思ってしまう。
例えば、枝野民主党幹事長が、集団的自衛権の発動の条件について、「明白な危険」の範囲を質問したら、首相は「明白な危険とは、まさに明白だ」と述べた。こんな答弁が説明というなら、もう会話は通用しない。このような答弁をすることは、善意に解釈すれば、安倍首相が意識的に議論を避けて答えないのかと思うだろうが、最近、この人物の答弁、話しを聞いていると、思考回路が壊れているのではないかと思ってしまう。全て自分本位で、自分の日頃思っていることが絶対的な「善」と思っているようだ。もう少し頭のいい人なら、相手の立場も理解し、同じ答弁をするにも、「そのような考えもあるかもしれないが、我々はこう考えている」という説明をする。これが説明というものだ。「明白な危険とは、まさに明白」とは、国会をバカにし、国民もバカにしている。
会社や一般社会の中で、たとえ組織のトップの者が安倍首相のような答弁をしたなら、「バカ」か「アホ」扱いされるだろう。いっぺんに、能力の無い者と見なされる。今回、説明にもなっていない答弁をして、それを周りの閣僚、自民党の議員たちも何も言わないのは、もう安倍首相が「裸の王様」状態になっているからだろう。それを許しているのは、絶対多数を取らせた国民である。
それを批判するマスコミも「東京新聞」ぐらいである。言論で勝負するマスコミがそんな議論に対して何も批判しないところが、この国の退化を表している。それを許しているのは国民である。国民も退化しているということだ。「ゆでガエル」ということがある。最初はぬるいと思っているが、気が付いたころにはゆでガエルになっている。日本もそろそろゆでガエルになっていると思っている。
明白な危険の範囲「まさに明白」 首相、不明瞭な答弁
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014100402000145.html
安倍晋三首相は三日の衆院予算委員会で、集団的自衛権を行使するかどうかの判断基準になる「新三要件」のうち「国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」の「明白な危険」の範囲に関し「明白な危険とは、まさに明白だ」と述べた。首相は集団的自衛権をはじめ政権の重要政策に関し「丁寧な説明をする」と口にするが、現実は伴っていない。首相の言葉を考察した。 (木谷孝洋)
予算委で「明白な危険」の範囲を質問した民主党の枝野幸男幹事長は「あいまいだ」と追及。だが、首相は「(要件は)結構厳しい。あいまいではない」と取り合わなかった。枝野氏は「明白な危険の範囲がどこまでか全く答えがない」と批判し、政府の判断次第で歯止めなく広がっていく恐れがあると指摘した。
首相の言葉は丁寧さが足りず、国民を説得しようという姿勢が感じられないことが多い。
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