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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141004-00000072-jij-pol
時事通信 10月4日(土)14時53分配信
福田政権で拉致問題担当相を務めた中山恭子参院議員(次世代の党)が時事通信のインタビューに応じ、拉致問題をめぐる現在の日朝交渉は北朝鮮ペースだとして、仕切り直しが必要との認識を示した。
主なやりとりは次の通り。
―拉致被害者に関する北朝鮮の調査報告が遅れている。交渉の現状をどう見るか。
5月の日朝合意以降、北朝鮮の一連の動きには明確な戦術があり、北朝鮮のペースで交渉が行われている。北朝鮮は、調査委員会を立ち上げることで日本の制裁措置を解除させた。これは北朝鮮側からみると非常に大きな勝利だ。成功しているのだから、この路線をずっと使っていこうというのが今の状況と言える。
―日本政府はどう対応すべきか。
今の形を断ち切る必要がある。拉致問題に関して日本が譲歩しないということをはっきり示すことができれば、次の手段を北朝鮮は考えるはずだ。なし崩し的に交渉を続ければ、制裁解除、人道支援と譲歩に譲歩を重ね、それでも拉致被害者救出に至らないだろう。拉致被害者を解放する決断を促すための交渉に切り替える必要がある。
―北朝鮮が決断しない限り、交渉に応じないということか。
被害者の帰国なくして制裁解除もしないし、交渉も切れても仕方がない。このまま交渉を続けても、北朝鮮が決断しない限り、被害者は帰って来ないのだから。
―どう仕切り直しすべきか。
外務省だけでなく、警察、公安などの専門家が入った交渉が必要だ。例えば、農産品問題の交渉でも、農林水産省が中心となって交渉を行う。拉致問題と日本人遺骨などその他の問題を一緒に扱ってはならない。安倍晋三首相は拉致被害者救出が最重要課題だと言っているが、今の交渉はそうなっていない。首相の意にかなうよう、もう一度交渉のやり方を検討する必要がある。
―北朝鮮は再調査の状況について「平壌で説明する」と言っている。
再調査の担当者が交渉の場に出てきて説明すればいい話だ。平壌へ行くことは、最悪のことも考えて対応しないといけない。拉致被害者が亡くなりましたという説明を受けた場合も反論できない。拉致に関する説明は少しだけで、人道支援の要求が出てくる可能性もある。
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