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リベリアを中心に死者は3000人を超えた/(C)AP
ついに米国で感染者 「エボラ出血熱」日本上陸は秒読み段階
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/153801
2014年10月2日 日刊ゲンダイ
ついにアフリカ大陸以外で、致死率最高90%に上るエボラ出血熱の感染者が確認された。
米疾病対策センター(CDC)によると、患者は9月19日に西アフリカのリベリアを出発し、翌20日に米国に到着した男性で、28日からテキサス州ダラスの病院で隔離治療を受けている。重症だという。
CDCのフリーデン所長は「今後数週間以内に男性から感染した新たな患者が出る恐れもある」と指摘していたが、問題は、オバマ大統領が言う「地球規模の脅威」が日本にも及ぶのか、だ。
エボラ出血熱にも詳しい医事ジャーナリストの志村岳氏は「日本に上陸する可能性は十分考えられます」とこう言う。
「現在流行している西アフリカは国境があってなきがごとしで、人の行き来をコントロールできる地域ではない。感染は拡大の一途で、WHOもお手上げ状態です。アフリカから直で日本という可能性は低いにせよ、アフリカと人の往来が激しい米国やフランスなどに広がり、そこを経由して日本に上陸する恐れはある。いわゆるエイズも、80年代初頭に米国で初めて発見され、瞬く間に世界中に広がった。水際で検査をしても、すり抜けるウイルスは必ずある。感染症の怖いところです」
■潜伏期間に出入国管理をスルー
エボラ出血熱の潜伏期間は最長21日。米国の男性患者も、出入国時の健康状態に問題がなかったから、スルーされたわけだ。
加藤勝信官房副長官は1日の会見で、万全の対応を図る考えを示したが、米国で防げなかったものが日本で防げるとも思えない。
「エボラ出血熱は患者の体液に接触して感染するとされますが、エイズは日本でも血液製剤による感染者が出ました。まったく議論されていませんが、ヒトだけでなく、医薬品などのモノを通じて上陸する可能性も考えられます」(前出の志村氏)
厚労省はホームページで<医療体制や生活環境から考え合わせると、日本国内でエボラ出血熱が流行する可能性は、現時点ではほとんどない>などと説明しているが、「限定的」としながら拡大したデング熱の例もある。どうも“お上”の言うことは、うのみにできない。
西アフリカのエボラ出血熱の死者は、9月5日に2000人超だったのが、26日に3000人超と歯止めがかからない。開発が進められているワクチンも、使用できるのは早くて来年1月だ。日本上陸カウントダウンが現実味を帯びてきた。
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