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2014年10月02日 「ジャーナリスト同盟」通信
<これからは私が>
問題が起きる。事件事故が発生する。そうした場面での安倍詐術というと、さっそうと、明確に、カメラに向かって発言する。逃げるという姿勢をみせない。「これから私は」と強調して、やる気のみを突出させる。先々のことはどうでもいい。国民を欺く安倍のだまし手法の一つといっていい。無知蒙昧の大衆を、これで十分にごまかすことが出来る。現在の問題は、自分以前の対応に間違いがあった、とも印象付けるのだ。
<しっかりと対応>
この手口を小泉内閣の官房副長官時代に体得したものか。機会さえあれば、これからは「しっかりとやってゆく」と連発する。
「しっかり」が安倍言動の特徴である。将来に「希望」「幻想」を抱かせる。ただ、それだけのことである。アベノミクスもそうしてやり過ごしてきた。
来年の統一地方選に向けては「地方創生」「女性重視」という言葉の連発で、戦争屋の安倍イメージを払拭させるのに賢明である。
安倍政治の戦争体制作りに懸念を抱いている、地方と女性をだまくらかすためである。
<東芝製核爆発は放置・蓋かけ>
福島原発大惨事のその後に、何か変化が起きたであろうか。依然として事態は変わっていない。大嘘をついての東京五輪獲得に反省も謝罪もみられない。
「放射能は閉じ込めた」と世界に発信した安倍が、東電福島原発3号機を視察することはない。東芝製3号機の核爆発の現場に近寄ろうとはしない。彼の放射能アレルギーは格別かもしれない。
69年前の被爆地・広島での先の大災害にもひるんでしまい、山梨県の別荘に潜んでやり過ごしたほどである。実践が伴っていない。
<その場限りの無責任言動>
その場限りの言動でしかない。無責任のきわみである。政治家ではない。悪しき官僚レベルなのだ。言葉巧みに、その場限りの安倍詐術でしかない。ワル知恵役がセコウのようだ。
本物の愛国者ではない。祖国愛がない。右翼・極右にいえることだが、やたら天皇制・神社信仰をちらつかせることで、市民の抵抗を押さえつけるのだ。
国民目線が根本的に欠落している。勇気がないため、過去に蓋をかける、時に正当化する。自らの非を受け入れない。これは彼を支援する財閥にもいえる。反省と謝罪を口にする勇気がない。
<リーダー失格>
隣国との関係正常化は、実は容易なことである。国際常識である69年前の真実を受け入れることで、関係は正常化する。ドイツはそうして、いまや欧州の先頭を走っている。
国家神道・天皇現人神というカルト信仰を、日本国民と国際社会に強制することなど、土台無理なことである。「侵略の定義も固まっていない」「後世の学者が決めることだ」などとほざいたところで、日本国民も納得しない。
安倍の大好きな日米同盟の相手国のオバマ大統領も、決して受け入れない。米産軍複合体の対日工作人のジャパン・ハンドラーズでさえも、靖国参拝NOである。夏や秋の神社の祭礼で、一部の国民をだますことが出来ても、世界を、アジアを納得させることはできない。
<9条改憲が全て>
そんな安倍の最終目標は9条改憲にある。国粋主義者・A級戦犯容疑者の祖父の遺言なのだ。最近も側近が公言している。「2016年選挙で安倍目標を達成する」というのだ。
戦争をしない日本を、再び堂々と戦争する戦前の日本にするという。その最初のステップを閣議決定という違憲行為で強行した。公明党閣僚を買収することで、これに決着をつけた。もし、公明党と創価学会が池田路線を踏襲して反対、連立離脱をすれば、日本の危機は回避された。
いかに国家神道・統一教会・日本会議が踏ん張ってみても、創価学会・公明党の代わりを務めることは出来なかった。平和勢力から離反した信濃町に、まじめな国民と隣人は警戒を強めることになる。
当然のことながら、創価学会の動揺は、真面目な、まともな会員の間で拡大している。そんな彼らを懐柔するためにも、支持率維持に狂奔する安倍ポピュリズムの詐術的言動といえなくもない。
ナショナリストが総力を上げて安倍・自公政権を支援する今の日本は、戦後最大の日本危機の到来といえるだろう。
<ナベツネ関与の特定秘密・集団的自衛権・武器原発輸出>
すでに特定秘密保護法が公明党の先導的支援で成立、いよいよ施行の段階を迎えている。平成の治安維持法に、元共産党員のナベツネも関与している。言論界のナショナリスト集団の公然たる関与は、過去に見られなかった異様な、驚愕すべき事態である。
ナベツネは中曽根康弘と共に集団的自衛権行使を閣議決定で、と運動してきたことでも知られている。あたかもナベツネの軍門にも下った安倍・自公政権とも断罪できるだろう。
<国粋主義と財閥に呑み込まれた公明党監視を怠るな>
同時並行的に軍拡政策を推進、これに事実上、容認してきた公明党創価学会の現在に、もはや過去の平和的イメージはない。国粋主義・財閥と連携する公明党の変身を、隣国も日本国民も本気で見つめなおすことが、安倍の詐術的言動と共に、今はきわめて重要である。
2014年10月2日記
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