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2014年 10月 01日
mew的に、ちょっと容認し難いと思う脅迫事件が相次いで起きていることがわかった。(ーー)
今月の13日に大阪にある帝塚山学院大学に、慰安婦報道に関わっていた元朝日新聞記者の教授を辞めさせないと、爆弾を用いて学生に危害を加えるとした脅迫文が届いたとのこと。当該教授は、同日付で自ら辞職したという。 (゚Д゚)
また北海道の北星学園大学にも、今年5月と7月に、元朝日新聞記者の非常勤講師を辞めさせなければ学生に危害を加える内容の脅迫文が2通届いていたこともわかった。(-"-)
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『帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)に今月13日、慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者の人間科学部教授(67)の退職を要求し、応じなければ大学側に危害を加えるという趣旨の脅迫文が届いていたことが、府警や大学への取材でわかった。大学は被害届を提出、府警が威力業務妨害容疑で調べている。元記者は同日付で退職した。
府警や大学によると、同大狭山キャンパスに法人理事長や学長らに宛てた封書が計4通届き、それぞれA4判2枚の文書に「辞めさせなければ学生に痛い目に遭ってもらう。釘を入れたガス爆弾を爆発させる」などと記され、釘1本が同封されていたという。
大学は同日、被害届を提出。元記者からは同日夕、学長に退職の申し出があり受理されたという。退職理由について大学は「本人の申し出としか申し上げられない。脅迫文とは関係ない」としている。
朝日新聞社は8月、過去の慰安婦報道について、女性を強制連行したと証言した吉田清治氏(故人)に関する記事を取り消した。元記者は吉田氏に関する記事を数本書いていた。朝日新聞社は吉田氏の証言を最初に取り上げた記事の筆者をこの元記者としていたが、その後、この元記者でなかったことが確認された。(朝日新聞14年9月30日)』
『北星学園大(札幌市厚別区)に5月と7月、元朝日新聞記者の非常勤講師を辞めさせなければ学生に危害を加える内容の脅迫文が2通届いていたことが、北海道警への取材で分かった。元記者は従軍慰安婦報道に携わっていたという。大学から相談を受けた道警札幌厚別署は、威力業務妨害容疑を視野に詳しい経緯などを調べている。
同署などによると、5月29日と7月28日、学長や学園理事長宛てに「元記者を辞めさせなければ天誅(てんちゅう)として学生を痛めつける。釘(くぎ)を混ぜたガスボンベを爆発させる」などと印字された脅迫文が届いた。いずれも虫ピン数本が封筒に同封されていた。
同大学生支援課によると、30日現在、学生が危害を加えられたとの情報はない。一方で「元朝日新聞記者の非常勤講師を辞めさせろ」などという電話やファクス、封書も複数届いているという。(中略)
大石泰彦・青山学院大教授(メディア倫理)の話 言語道断で卑劣な行為。対象者の主張が仮に間違いだったとしても、こんなことをし始めたら言論は萎縮し失われるものは大きい。慰安婦問題に対する見解の違いは別に、あらゆるメディアは一致して毅然(きぜん)と抗議しなければならない。(毎日新聞14年10月1日)』
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朝日新聞が誤報を行なったことに対して、言論を用いて正当な形で批判をするのは構わないと思うが。個々の関係者に対して、このような暴力的な手段で畏怖させるような脅迫を行なうのは、社会の平穏を乱し、卑劣極まりない行為にほかなるまい。(`´)
。
また、この何ヶ月か、政治やメディア、ネットの世界では、過剰or異様とも思えるほどの朝日新聞叩きorバッシングが広がっているように思えるのだが。それが、朝日新聞の誤報を批判に当たることなら、何を言ったりやったりしても許される(下手すると、多少問題のある行為をしても礼賛される)という風潮を生み出すことにつながっているのではないかと憂慮する部分もある。(-_-;)
本来であれば、毎日新聞の記事の中で大石教授も語っているように、本来であれば、政治家はもちろん、メディアも一緒になって、このような暴力的、脅迫的な手段を用いるものと戦う必要があると思うのだが。
今のメディア(の多く?)にそれを期待することは、難しいかも知れない。 (ノ_-。)
大阪府警や北海道警が威力業務妨害容疑で調べているそうなのだが。今後、このような事件(模倣犯や便乗犯、いたずら犯含む)が起きないようにするためにも、是非、きちんと捜査して、犯人を逮捕して欲しいと願っている。(・・)
<尚、朝日新聞に関する諸問題について、何故書かないのかというコメント(非公開含む)を複数いただいているのだが。実はmewは朝日購読者ではない&ネット会員でもない上、8月は超多忙だったこともあり、いまだに問題となった記事を全て読んでいないし。全体的な経緯も詳しく把握できていないというのが実情なのです。^^;
ただ近いうちに、自分の考えを書ければと思っています。(・・)>
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そして、これは『民主仕分けが、御嶽山の常時観測、噴火予測を妨げたとのデマ。自民・片山さつきも発信源にhttp://mewrun7.exblog.jp/22431218/』の続報になるのだが・・・。
9月28日に、自民党の片山さつき氏が、御嶽山の噴火予知に関して自身のツイッターに「長野の某町村長と話。22年の民主政権事業仕分けで常時監視の対象から御嶽山ははずれ、政権奪還後漸く予算共々少し戻せたが、この状態では「予知困難」と気象庁も連絡会も言うだろう」と、事実と異なるデマ情報を記述。このデマがネットで拡散することになったのだけど。(-"-)
<片山氏は、その気になれば、簡単に調べられることに、裏づけもとらずに発信したのよね。(-"-)>
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民主党は、この片山氏がツイートに記したことは「事実無根」だとして、1日に自民党に正式に抗議を行なったという。(・・)
『民主党の福山哲郎政調会長は30日、自民党の片山さつき参院議員が御嶽山の噴火に関連してツイッターで「根拠を欠いた事実誤認の民主党批判」を行ったと抗議し、撤回と謝罪を求めた。10月1日に自民党に文書を渡す。海江田万里代表も記者団に「全くの事実無根だ。党利党略で(情報を)流したのは看過できない」と批判した。
片山氏は28日のツイッターで、長野県の首長の話として「(平成)22年の民主政権事業仕分けで常時監視の対象から御嶽山ははずれ」と指摘。民主党側は関係省庁に確認したとして「御嶽山は民主党政権下で常時監視の対象から外れていない」と反論している。
福山氏は記者会見で、参院外交防衛委員長の片山氏の謝罪がない場合、同委の審議拒否も示唆した。(産経新聞14年9月30日)』
『民主党の羽田雄一郎参院幹事長は30日の記者会見で、(中略)「(片山氏の委員長職は)公平、公正、中立な立場だ。本当に委員長として職務を全うできるのか」とも述べ、委員会の場で訂正や謝罪がなければ審議に応じない考えも明らかにした。(朝日新聞14年9月30日)』
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『片山氏は産経新聞の取材に「私が言ったわけではない。外交防衛委員長とは関係ない」と語った』とのこと。(産経9.30)
<つまり長野の某町村長が言ったことで、自分がデマを流したわけではない、自分には責任がないって言いたかったのかな?^^;>
しかし、どうやら自民党も、このデマ・ツイートの件はどう見てもマズイと思った様子。(~_~;)
『自民党側は、片山氏に委員会の冒頭で謝罪させて矛(ほこ)を収めさせたい考えです。(ANN14年10月1日)』
『民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は1日、国会内で自民党の吉田博美参院国対委員長に抗議文を手渡した。吉田氏は「申し訳なかった」と謝罪し、片山氏を厳重注意とする考えを示した。(中略)
参院自民党は1日にも片山氏から事情を聴取し、抗議文には今週中に正式に回答するという。(産経新聞14年10月1日)』
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それでも『片山氏は1日、国会内で記者団に「対応は国対に任せている」と語っ』て、すぐには非を認めず。
また『片山氏に対しては1日の参院本会議で行われた代表質問で、民主党の田中直紀元防衛相が「片山氏が不見識で事実に反する言動を示した。撤回と謝罪を要求しておきたい」と批判したが、安倍晋三首相は答弁でこの問題に触れなかった』ようなのだが・・・。(産経新聞14年10月1日)
しかし、自民党の幹部にうるさく言われたのか、ようやく1日夕方になって、ツイッターの誤情報を削除し、謝罪を書き込んだという。^^;<委員会でも、ちゃんと謝罪するかな?(・・)>
『片山さつき @katayama_s 私の9月28日23:37付けツイート及び9月29日0:11付けツイートにつき民主党からご指摘を頂き、「常時監視の対象から御嶽山ははずれ」「22年の事業仕分でばっさり切られ」等につきまして事実誤認に基づく発信でありました。上記及び関連ツイートを削除すると共に深くお詫び申し上げます。』
安倍首相は、国会答弁ではこの件をスル〜したようなのだが。前回の記事にも書いたように、安倍氏も11年5月に福島第一原発の注水停止について、裏づけもとらずに、メルマガに安易にウソ情報を書き込んだ上に、菅元首相のことをウソつき呼ばわり&大批判していたわけで。
新聞の裏づけなき誤報を批判する以上は、ご自分も早く非を認めて、謝罪していただければと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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