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東京第五検審で小沢氏が強制起訴されたのは事務局に不正があったからで、それを審査会で独自に調べてほしいと申立てていたが、9月10日、第五検審での審査は不起訴相当で終わってしまった。最高裁はこれで一連の追及からやっと解放されたと大喜びだったろう。少し前にも田代元検事の捏造捜査報告書の件で「市民の会」が第一検審に申立てた審査が不起訴相当で終わっている。小沢陸山会事件で最高裁、検察はどちらも逃げ切ったと思ったはずである。
もともと、この勝負は市民側には圧倒的に不利であった。検察審査会がブラックボックスで捜査権は検察側にある。両組織にタッグを組まれたら負けるに決まっている。しかし、終わったと思った瞬間から新たな戦いが始まるのが世の常である。
我々の「審査申立書」に対する議決理由があまりにもお粗末だったので、最後の最後で「審査申立書」のすり替えに気付かれてしまった。「審査会による独自調査を」と申立てられた審査会が、その議決理由で独自調査について一言も言及しないということはあり得ない。独自に調査したなら、「独自に調査した結果」という文言が入り、もし調査しなかったのなら、その理由を書くはずである。それが全くないのは、審査会で使われた申立書に独自調査を要請する文言が入っていなかったということになる。
「審査申立書」はこちらが提出したものだから、我々がすり替えを主張し、それを開示請求したら事務局では拒否できないだろう。今、我々は審査会で使った「審査申立書」を開示請求中である。もし、すり替えがあったのなら、我々の申立ては妄想ではなかったことになり、それは取りも直さず、小沢第五検審に不正があったということになる。後は、我々の「審査申立書」で関係者の氏名を特定するだけだ。この過程で検察の不正も明らかになっていくものと思われる。
私が作った「東京第五検察審査会を追及する資料サイト」には誰がアクセスしたのかを調べる解析タグを入れている。その解析で注目すべき「・・・courts.go.jp」というのが引っ掛かっている。しかも2つもある。IPアドレスから組織名を知るツールを使うと組織名はちゃんと「最高裁判所」と出てくるのだ。ちなみに裁判所のホームページのアドレスはwww.courts.go.jp/である。
解析タグを入れたのは今年の5月下旬であるが、申立ては2月7日に行っていた。そのとき、第五検審では福島原発告訴団の審査が始まっており、進展がないので9月に入るまでサイトは1度も更新していない。しかし、2つのサイトから6月から8月まで毎月1回の定期的なアクセスがある。そして9月に入るとアクセス件数が増え、12日のアクセス件数のトップは「proxy11.courts.go.jp」からのもので74回、もうひとつの「proxy12.courts.go.jp」は26回の3位でアクセス時間はいずれも勤務時間中である。12日はちょうど議決通知書の配達日なので、我々の反応が気になったのかもしれない。検審事務局では多分、サイトを見れないだろうと思って事務局長に確認すると、やはり事務局ではネットは見られないということだった。見ているのは最高裁事務総局あたりのそれなりの部署ということになる。最高裁で必死にこの追及サイトを見に来ていることも、我々の審査申立ての正当性を最高裁が証明してくれていることになる。
さて、この「審査申立書」すり替え疑惑はマスコミが疑惑として掲載できるレベルにあると思うのだが、どうだろう。表面上、最高裁と検察の逃げきりにみえるが、実際は追いつめられているのである。
「東京検察審査会を追及する資料サイト」→http://wamoga.web.fc2.com/newindex.html
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