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2014-09-28 09:10:41
臨時国会は明日9月29日に開会し、11月30日まで63日間の会期で行われる段取りです。1強多弱の国会ながら、国民の生活に大きな影響がある問題が山積みだけに、意味のある国会にさせなければならないところです。
安倍政権が宣伝する焦点は、「地方創成」と「女性の活躍」です。どちらも、来春の統一地方選対策の色合いが濃い。
「地方創成」の名目で、来春の統一地方選へ向けさまざまな利益誘導の政策を打ち出してくることが想定されます。
「女性対策」も、統一地方選対策の目玉に位置づけています。「女性活躍法案」を成立させ、女性票を取りこむ算段です。
もちろん、東京一極集中を改め、地方を元気づける政策が欠かせないことは、どなたも異存はないでしょう。女性が活躍する時代に対応する施策も、遅きに失した課題です。
それはそうですが、安倍政権がやる場合はいかにも利益誘導が見え見えです。たとえば、地方創成にしても、地方にまたぞろタヌキさま専用の道路をつくるなどです。
そうした予算として、消費税の増税分を回す。本来の社会福祉政策に不陸ける約束は、なしくずしです。
そして、次の消費税増税のタイミングをはかっています。ただし、「ゴーサイン」を出す判断は、国会論議を避け、臨時国会終了後に先送りする考えです。本来なら国民の生活に大きな影響をもたらすだけに、正々堂々と論議すべきですが、避け倒し逃げ倒す方針です。
しかし、大きな利権が見込める「カジノ法案」は成立させようと、周到な根回しに準備おさおさ怠りなし。安倍政権はカジノを成長戦略の柱に位置付けています。
カジノに対する反対派の意見も強いだけに、法案の名称は「IR法案」とし、「カジノ解禁法案」の名称は隠し倒す作戦です。
ところで、臨時国会とはいえ、本当は待ったなしと言えるほどの切迫性を持っている周辺国との関係改善、「日中」「日韓」との首脳会談は、相変わらず「私の扉は常にオープン」と繰り返すばかり。「バカの一つ覚え」とやゆされても仕方ない、”脳なし”(能なし)外交ぶりを続けています。
次の総選挙は任期いっぱいなら2年先、2016年の冬のはずです。ところが、野党がこう弱体化している今なら、総選挙をやれば「楽勝」が見込める。
2年先では、消費税増税問題、あるいは景気そのものがデフレへ逆戻りの恐れさえなきにしもあらず。そうなる前に来年に繰り上げ総選挙を実施する方が得策という判断も成り立ちます。
振り返ってわたしたち草の根の方は、どうでしょう。その総選挙への心構えは充分でしょうか。安倍政権のほうが周到に政治をし切っているのではないでしょうか。
負けるな「草の根」、急げ「草の根」、やればできる「安倍政権打倒」。あきらめれば、安倍政権の暴走をさらに野放しにするだけです。
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