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笑顔もこわばっていた/(C)日刊ゲンダイ
松島法相もピリピリ…外国人記者クラブは「女性閣僚の鬼門」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153685
2014年9月27日 日刊ゲンダイ
松島みどり法相(58)が26日、東京・有楽町の外国特派員協会に招かれ、講演した。
外国人記者が松島法相に興味を持ったのはもちろん、その保守的な言動が奇っ怪に映っているからだろう。先日は山谷えり子国家公安委員長が呼ばれている。安倍改造内閣の“目玉”の女性たちは共通して、海外メディアからフシギな目で見られている。
松島大臣の場合は、死刑制度肯定と性犯罪者には人権がないかのような発言が問題視されている。で、外国人記者らの興味は、「死刑制度」「人権問題」の2つに集中した。
これに対し、松島大臣は「最新の世論調査の結果では『死刑もやむを得ない』と答えた国民が85・6%となっております」「いま日本で死刑制度廃止を取り上げることはふさわしくないと思う」と表情をこわばらせた。
〈在特会についてどう思うか〉と問われると、「憲法で結社の自由が認められています」「私が良い点、悪い点について判断する材料を持たないので、評価し得ない。わかりません」と、逃げの一手。
さるオランダ人記者が、「EUと日本の経済連携協定(EPA)には人権問題がある」とただすと、「それはEU側の対応次第。EPA交渉は外務省、経済産業省が取り組んでおり、私の言葉で迷惑をかけるといけないのでコメントは差し控えたい」と慎重だった。
いつも赤い服を着ていることから、「レッド松島」とあだ名されているが、この日は上下白のスーツ姿。目立ちたがり屋もおとなしかった。
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