http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/871.html
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「「右翼系メディアの朝日叩き」と「首相および主要閣僚と有力ヘイト団体の繋がり」の関連性:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/15374.html
2014/9/27 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
六角堂出版のアマゾンKindle版電子書籍第49弾『ルワンダ内戦』発売中! http://amzn.to/1Cqq61v
鉈や棍棒などの道具で百万人もの人々が虐殺されたルワンダ。
それを引き起こしたのは、政府黙認の下で新聞やラジオが繰り返し国民に流布した「ヘイトスピーチ」だった。
「フツ族は、ツチ族に対する憐憫の情を捨て、フツ族同士で連帯・団結すること」
「ツチ族の連中に油断するな! ゴキブリどもに情けをかける必要はない。フツ族の若者よ、武器を準備せよ! そして、祖国からゴキブリを一掃する日に備えよ!」←1994年にルワンダで流布されたヘイトスピーチの内容。
「ゴキブリ朝鮮人は焼身自殺しろ! 朝鮮人は全員死にさらせ!」←在特会が新大久保で行った反韓デモ(2013年?)http://bit.ly/1muQB1H
車で韓国国旗を引きずりながらヘイトスピーチを繰り返す集団を護衛する日本の警察。
警察トップと在特会の繋がりとは、こういうこと。
自民党の武井俊輔議員によれば、日本政府は1995年に加盟した人種差別撤廃条約について、ヘイトスピーチに関する条文(第4条のa、b)については留保しており、国連からその撤回を求められているという(夕刊アメーバニュース、2013年6月6日)http://bit.ly/1xnLCUD
リンク先には「留保されている条文」があるが、これを批准しても言論・表現の自由を制約するとは全然思えない。
特に「人種差別を助長し扇動する団体及び組織的宣伝活動を違法とであると禁止し、そのような団体または活動への参加が法律で処罰すべき犯罪であることを認めること」は当然だろう。
> 中野晃一 エコノミスト紙、在特会やネオナチと閣僚らの関係に触れ「ヘイトの一部は政府トップにインスピレーションを得ている模様」"Some of the hate, it seems, may be inspired from the top." http://t.co/guw2r8LnnS
山谷えり子国家公安委員長は、ヘイト団体の取り締まりについて聞かれるたびに「違法行為や暴力的衝突があれば法に則って対処する」と返答しているが、つまり「それを規制する法律が成立しない限り、特定の民族集団を『死ね!』と罵るようなヘイトスピーチ」を取り締まるつもりはない、という意志表示。
そして日本政府はヘイトスピーチを規制する法律を作ると「言論の自由・表現の自由が失われる」という理由で、規制法の制定に全く乗り気でない。
大臣も現在の政府も、自分の住む国が、人間が人間に向かって「ゴキブリは死ね!」と罵るような社会に変質しても、それが問題だと全然考えていない。
> 外国特派員協会の記者会見は、国内のメディア、ジャーナリストにも、オープンです。わらしもメンバーですし、メンバーでなくても記者会見出られます。ただ、質問はまず海外メディアの記者から当たるけど。
ご教示ありがとうございます。
質問をことごとくはぐらかされた外国の記者たちは、それまでの「疑念」が「確信」に変わったのでは、と思います。
しかし、外国の記者が「日本での報道の自由はだいじょうぶか?」と心配してくれているのに、その質問すら報道しない大手紙とテレビ…
他社はともかく、朝日新聞だけは「右翼系メディアの朝日新聞叩きには、政府の意向が働いているのではないか。言論の自由への恫喝ではないのか」という外国人記者の質問とそれへの大臣の返答を報じないと駄目だろう。
事実としての質疑応答を単に報じるだけなら、踏み込んだ署名記事よりハードルは低い。
件の質問をした外国人記者は、「右翼系メディアの朝日叩き」と「首相および主要閣僚と有力ヘイト団体の繋がり」の関連性に気づいていて、後者の問題を隠す煙幕や、後者の全体的な構造に触れることへの恫喝として、前者の政治的攻撃が執拗に行われているのではないか、と疑っている。
かなり鋭いと思う。
首相・大臣・一般市民を問わず、日本の「面子」にこだわる人が、慰安婦問題やヘイトスピーチ問題で自国の「面子」を守るために熱心に頑張れば頑張るほど、「日本は人権や人道の問題で諸外国と価値観を共有していない」というイメージが強化され、実質的な国の「名誉」は毀損され靴で踏みつけにされる。
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