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アメリカの日本支配の分析やよくできた本でした。
災害時に命を懸けて住民を救助する自衛隊と
中国・北朝鮮のために各地でデモをする反日活動家。
どちらが日本のためになるんでしょうね?
かつて航空幕僚長という防衛機能の最高中枢にあり、現在は国防問題の第一人者である田母神氏が、日本の防衛の致命的問題点を明確に指摘している。
特に、自衛隊が世界最高水準の軍備と練度を持ちながら、日本独自の法的制限により実戦では実力を発揮出来ないというハンディキャップを負わされていること、そして日米安保によるアメリカの日本防衛が幻想になる恐れが高いことは直ちに対応を開始すべき喫緊の課題である。
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幼児の稚拙な言動はたとえ間違っていても可愛らしくまた微笑ましい。しかし翻って、分別盛りの年齢であるにもかかわらず憲法9条絶体死守などとわめいている大人が居る。このねこ年のような年齢不明の一老人から見ても、こういう人たちは幼児の分別に等しいことを自ら証明していることが分かる。いや、そう言うと幼児たちから抗議が来るだろう。ああいう人たちと一緒にしないでください。ボクたちはもっとまともでマシですよと。
たとえば、国会で「日本の国を守ってゆくには核武装が必要だ」と言ったら、どうなるだろうか?
蜂の巣をつついたような大騒ぎになるだろう。ただならぬ剣幕で拳を振り上げるあの種の人たちの怒号が飛び交い、議事の進行どころではない、喧騒と争乱が渦巻くばかりの有様になるにちがいない。
ところで、ねこ年は性分で、あの種の人たちなどというまどろこしい表現は苦手だ。もっと単純明快な呼称はないか。ある。この本の著者は講演で、「私は短い言葉が好きなので、サヨクと呼びます」と言う。この単純明快さは快い。
日本の国を守るという大事な問題について議論するとき、自衛隊が今のようながんじがらめで手足を縛られた、世界でも類をみない異様な制約を受けている事態を早く改善して、よその国並みに国防の任務が果たせる立場に置かなければいけないという、実は当たり前の議論を提示した場合に、その言論に対して、サヨクの人たちは言論で返してくるだろうか??
言論が自由である国、すなわち大人の国だったら、サヨクの人たちは言論で反論してくるはずだ。
ところが、ねこ年がこの年になるまでの経験として実績として、冷静に言論で返ってくることはなかった。返ってくるのは怒号と、マスコミを巻き込んでの発言者潰し策謀ばかりだった。言論での冷静な反論は皆無。これがサヨクの実態である。現に、田母神俊雄氏自身が、これを体験した。
どんなことにもわけがある。サヨクが言論で反論しないのは、言論で反論できないからという、明白至極な理由による。 事実をきちんと調べたら、サヨクの主張は空中楼閣の白昼夢。噴飯ものでしかない。冷静な言論の反論のかわりに、怒号と策謀で対抗することがせめてもの体面維持法であろう。
前置きが長くなってしまった。事実を知れば知るほど、いまの日本の国防は問題だらけであることがわかる。このねこ年のような一凡夫だったら、トサカにきて、わめき散らしたい実情である。
しかし、田母神氏は冷静な筆致で日本の自衛隊が置かれている問題点をわかりやすく余すところなくこの著書で説明している。 「自衛隊の敵」という題名ながら、それよりもっと広く今の日本の国防全体についての問題点をとらえ、その解決法を示している。
本の体裁は決して大掛かりではなく、190頁あまりの小さな新書本でありながら、この中に盛られた内容はきわめて豊富かつ充実したものである。
ねこ年などは自分のことにかまけてだけいられない。この日本というすばらしい国をどのような国にして子供や孫に引き継ぐのか、それがいちばん大切なことだ。その方法をこの本は教えてくれる。
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自衛隊の敵、すなわち日本の敵がなんなのか、本当によくわかる本です。「戦後レジームからの脱却」と言われても、ぴんとこない人にも、ぜひ手にとってもらいたい本です。憲法改正についても、なるほど、こういう理由だから改正が必要なんだということがよくわかると思います。文章は平易で読みやすいので、中学生、高校生にもおススメしたいです。
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