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脱原発集会に集まった1万6千人の重みと小渕優子大臣の軽さ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140924-00039359/
2014年9月24日 9時40分 天木 直人 | 外交評論家
安倍改造内閣の山口俊一科学技術担当相が9月22日、国際原子力機関(IAEA)の年次総会で演説し、九州電力の川内原発の再稼働を進めると言ったらしい。
安倍首相が日本国民の前で、まだ原発再稼働決定の方針を明言できないというのに、なりたての科学技術相が世界に向けて原発再稼働宣言をしたということだ。
ここまで日本国民は安倍政権になめられているのだ。
安倍政権下での原発再稼働はここまで既成事実化しているのだ。
それに対し、この国の政治はまったく無力である。
そんな中で、大江健三郎らの「さよなら原発1千万署名 市民の会」が主催する原発再稼働反対デモが9月23日に東京で開かれ、1万6千人が参加したという。
この不退転の決意はどうか。
この人たちこそ、いつの日か日本が脱原発国になった時に、それを実現させた最大の功労者となる人たちに違いない。
その一方で、安倍首相によって経済産業大臣に任命された小渕優子議員は、9月21日のNHK番組でこう語ったという。
「資源を持たない日本はエネルギーのバランスが大事だ。原子力を持たない選択をするということはなかなか難しい判断だ」と。
官僚が書いた答弁をそのまま語っている。
原発が停止し3年以上も経っても、何の支障もないというのにである。
9月23日の日刊ゲンダイが書いていた。
安倍改造内閣の看板大臣だったはずの小渕優子経産相の評価が日増しに下がっている。何を聞かれても自分の言葉が無い、と。
そんな国会議員が原発再稼働を宣言する担当大臣になったのだ。
小渕優子議員はそれを引き受けたのだ。
政治家失格だ。
子供の被ばくに目をつむる母親失格だ。
小渕優子は、いつの日かこの国が脱原発国になった時、とんでもない大臣だったと末永く語り継がれる政治家となるに違いない(了)
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