http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/695.html
Tweet |
「湾岸戦争のトラウマ」は嘘だと自ら認めた日本の対イスラム国対策
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140922-00039291/
2014年9月22日 6時42分 天木 直人 | 外交評論家
園浦健太郎という外務政務官が19日、国連安保理閣僚級会合で表明したという。
日本は対イスラム国との戦いにおいて、軍事的な貢献はできないが人道支援やテロ対策には積極的に取り組むと。
これは菅官房長官が記者会見で語ったことと同じだ。
おそらく安倍首相も国連総会演説などで繰り返すきまり文句だろう。
これが、わが国の「イスラム国」対策である。
周到に練られた上で決められたものに違いない。
日本は軍事的な貢献はできない、と胸を張って言えるのは、憲法9条があるからだ。そう日本は世界に言っているのである。
憲法9条を踏みにじっておきながら、都合のいい時だけ憲法9条を持ち出すとは、安倍政権はあまりにも姑息だ。
しかし、もっとひどいご都合主義がある。
集団的自衛権行使容認の議論の中で、それを率先して行おうとした外務官僚や識者などは、さんざん湾岸戦争の時のトラウマを口にしてい
た。
すなわち、いくら金を出しても、軍事貢献をしないと評価されない、あの時は悔しい思いをした、と。
その反省から、何としてでも海外に自衛隊を派遣できるようにしなければいけないと。
だから集団的自衛権行使容認が必要なのだと。
だったら米国がここまでイスラム国と戦おうとしているのだ。
集団的自衛権行使容認の閣議決定も強行した。
金だけ出して終わりというわけにはいかないではないか。
いまこそ軍事的貢献が出来る時であり、晴れて自衛隊を派遣することができる。
それなのになぜ人道援助だけなのか。
テロに狙われるからやらない。
自衛隊に犠牲者がでるからやらない。
だから人道援助にとどめる。
これ以上のご都合主義はない。
「湾岸戦争のトラウマ」なんで真っ赤なウソだという動かぬ証拠である(了)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK171掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。