http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/671.html
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「消費税増税の悪影響はこれからが本番です。後3回厳しい影響が来ます。:中村てつじ氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/15328.html
2014/9/21 晴耕雨読
https://twitter.com/NakamuraTetsuji
一昨日の経済ツイに対してはたくさんコメントをいただきました。
笑えたのは「私の年収は上がりました、嘘を撒くなよ!」というもの。
「アベノミクスとは、けっきょく、国民の収入を減らして、物価だけを上げる政策です。」に反応していただいたのだと思います。
自由主義経済である以上、どんな時でも収入が増える人もいれば収入が減る人もいるのは当たり前です。
そういう大前提までも細かく言わなければならなければ長くなりすぎます。
ツイートで経済を語るメリットは短く、端的に。
「なるほど金融緩和の効果はなかったが物価は上がって、何故か失業率も改善したんですね」というのもありました。
経済効果が出ている要因が金融緩和の成果だけだと思っているこの人もイタイです。
この間、とても重要なのは、追加の公共事業です。
その分野は需要が増えています。
物価が上がるときには
(1)需要が増えて物価が上がる
(2)コストが上がって物価が上がるの2パターンがあります。
円安になって輸入物価が上がるのは典型的な(2)のパターンです。
物価が上がっても海外への支払いに回るだけですので輸入業者の社員の給料が上がる原資にはなりません。
タロー浦島さん @ahoahoahhou0123 「年収が上がったと言う方、現職の国会議員だったりして…。」 なるほど…
オリンピックを前にして東京では金融緩和の影響で不動産投資が増えていると思われます。
不動産投資が増えるとその地域の不動産価格が上がりますので、銀行から借りやすくなります。
こうやってバブルが起きて参ります。
その地域の人件費や物価が上がるのも当たり前です。
あとよくある話が「国債の94%は日本国民が持っているはずですよね.猛烈に売られると言う事はないと思います。」という御指摘です。
実は国債の保有主体の話はあまり意味がありません。
通貨建てに意味があります。
この理屈だと、米国債は危なくて仕方ないことになります。
国債の価値について国債の保有主体があまり意味を持たないのは、国債を売っても円が手に入るだけなので、けっきょくその円で買える国債は日本国債だけだからです。
国債の保有主体について意味があるのは実は通貨の価値です。
外国人が日本国債を保有する場合、円を外貨に戻すときには円安に向かいます。
国債のほとんどを日本人が持っているということは外国人の国債売却によっては円安になりにくいということなのです。
消費税増税の悪影響はこれからが本番です。
後3回厳しい影響が来ます。
来年春の税率8%納税、来年10月10%へ税率引き上げ、再来年春の税率10%納税の3回です。
特に増税分の納税が開始されると、利益率を落として対応してきた中小企業の資金繰りが悪化します。
雇用にも影響します。
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