http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/589.html
Tweet |
朴大統領は内政で崖っぷちに立たされ、日本に救いの手を求めたのか(ロイター)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140919/frn1409191825010-n1.htm
2014.09.19
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に、変化の兆しが出てきた。19日に、ソウルで森喜朗元首相と会談。今月末にはニューヨークで日韓外相会談を開く方向で調整しているのだ。朴氏の強烈な「反日」姿勢に、安倍晋三政権は日韓関係の改善を後回しにしてきた。国会空転やウォン高円安、頼りの朝日新聞が慰安婦問題で大誤報を認めたことなどで、追い詰められた朴政権がついに、白旗を揚げて、すり寄ってきたのか。
森氏は2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長として、韓国・仁川(インチョン)で開かれる夏季アジア大会の開会式に出席する。朴氏との会談は19日午後、青瓦台(大統領官邸)で行われた。森氏は日韓首脳会談の実現を望む安倍首相の親書を朴氏に手渡した。
日韓関係筋は「訪韓が決まっていた森氏に対し、韓国サイドが朴氏との会談を働き掛けてきた。韓国主導の動きだ」と明かす。森氏は過去に日韓議員連盟会長を歴任し、韓国政界とパイプがある。
朴氏は昨年2月の就任以来、強硬な反日言動を続けてきた。
同年3月の三・一独立運動記念式典で、朴氏は「(日本と韓国の)加害者と被害者という立場は、1000年の歴史が流れても変わらない」と演説。海外訪問でも「日本は正しい歴史認識を持たねばならない」「日本の指導者は元慰安婦を侮辱している」などと、異常な“告げ口外交”を展開した。
安倍首相は「困難な課題や問題があるからこそ、前提条件をつけずに首脳同士が胸襟を開いて話をするべきだ」と呼びかけたが、朴氏は「われわれが望むのは被害者に対する謝罪だ」と言い放ち、慰安婦問題での誠意ある措置を会談の条件とした。あきれた安倍政権は「韓国は横に置いておけ」とばかり、対米、対印、対中外交などに傾斜した。
今月3日、安倍首相が断行した内閣改造・自民党役員人事でも、谷垣禎一幹事長や二階俊博総務会長、小渕優子経産相など、中国とのパイプが太い人材は党や閣内の要所に配置されたが、親韓派と呼ばれる議員らはほぼ処遇されなかった。
こうしたなか、朴氏は次第に追い詰められてきた。
今年4月の旅客船「セウォル号」沈没事故以降、与野党の対立で国会は空転し、法案処理ができない異常事態が続いている。左派系『ハンギョレ新聞』(日本語版)は18日、与党・セヌリ党内からも「朴大統領が対立政局の障害物として登場した」という不満が出ていると伝えた。
韓国経済も厳しい。
ウォン高円安で、サムスンと現代(ヒュンダイ)自動車という2大財閥が不振のうえ、頼みの対中輸出も落ち込んでいる。『朝鮮日報』(日本語版)は18日、「円安に打つ手なし、韓銀総裁が懸念表明」との見出しで、韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が「円安で韓国の輸出競争力が低下する可能性がある」と語ったと報じた。
苦境を脱するためか、朴氏の忠実なイエスマンとされる尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は、『中央日報』が18日付で掲載したインタビューで、「(韓国)政府は、(日本に対する)過去の問題に明らかな立場を堅持しながらも、そのほかに安全保障や経済協力、国民交流などは歴史葛藤とは連係させずに増大していこうという立場を持っている」「近いうちに韓日間に多くの動きを見ることができる」と語った。
これはつまり、朴政権の「白旗=降伏」ではないのか。
新著『ディス・イズ・コリア』(産経新聞出版)がベストセラーとなっているジャーナリストの室谷克実氏は「だまされてはいけない。確かに、すり寄りムードを感じるが、あの国はすぐに変わる」といい、こう続けた。
「尹氏のいう『史経分離』(歴史問題と経済などを分ける)は以前から外交部などが言っていた。朴氏は現在でも『日本の勇気ある決断必要』と、慰安婦問題の進展を首脳会談の条件にしている。国会や経済の逆風に加え、朝日新聞が慰安婦問題の大誤報を認めるなど、朴政権が追い詰められているのは間違いないが、そう単純ではない。米国から『いい加減にしろ。日本とうまくやれ』と言われて、融和を働きかけたポーズを取った可能性もある。安倍政権は慌てる必要はない。じっくりと見極めるべきだ」
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK171掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。