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番記者も知らない本当の病 安倍首相「すい臓がん」兆候(1)
http://wjn.jp/article/detail/3633873/
週刊実話 2014年9月25日 特大号
「最側近としてお仕えしてきた。心機一転、願わくば、これからは内閣に入って全力で支えたい」
7月に入って間もなく、世耕弘成官房副長官は安倍晋三首相にこう訴えたという。菅義偉官房長官を筆頭に「史上最強」(自民党中堅議員)とまで評される官邸スタッフ9人のうち、いち早く転身しようと動いたのが世耕氏だった。
安倍首相はその場での明言を避け、翌日に世耕氏のボスである菅氏に相談。菅氏が一蹴したため、願いはかなわなかったという。
「世耕氏の口の軽さは有名です。政治記者なら、東京・麹町にある世耕氏の議員宿舎は絶対に通うべき。発表前の安倍首相の外遊日程などは、世耕氏がペラペラ漏らしているのです。特にTPP交渉の見通しまでリークして報道させ、交渉相手の米国が激怒して妥結が先延ばしになったのは記憶に新しい。それに、昨年9月に民主党の林久美子参院議員と再婚したため、野党側に官邸の動きが筒抜けになっていると囁かれ、自民党内に敵も多い。政権の安定化を図るなら、入閣どころか、そもそも官邸から外すべきでした」(政治ジャーナリスト)
内閣改造まで、まだ2カ月近くある時期の世耕氏によるフライング気味の直訴だったが、これに触発される同僚が続出した。しかし、いずれも安倍首相と菅氏が許さず、実現しなかった。
「5人の首相補佐官のうち、衛藤晟一氏は厚生労働相を希望していました。木村太郎氏は、同じ青森県選出の重鎮である大島理森・自民党前副総裁が官邸に働きかけて入閣を求めていたようです」(自民党関係者)
3分の2が動いた閣僚枠に比べ、結局、官邸スタッフは全員留任。衛藤氏など「安倍首相の靖国神社参拝を巡って米国を挑発し、日米関係をこじらせた罪で、いったん無役になるのが常道」(自民党閣僚経験者)と目されていたのに、である。
それはなぜなのか。菅氏の八面六臂の活躍は、広く知られている。官邸は「菅氏だけでうまく切り盛りできるため、周囲の陣容はどうでもいい」(前出・自民党関係者)のが実態だから、現状維持でも差し支えなかったのだろうか−−。
本誌は、こうした見立てを覆すような“仰天情報”を入手した。全ては官邸スタッフを囲い込み、完全にコントロールして、安倍首相の身体に起きている重大な異変を口外させないための“危機管理プラン”だったというのだ。
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番記者も知らない本当の病 安倍首相「すい臓がん」兆候(2)
http://wjn.jp/article/detail/0996427/
週刊実話 2014年9月25日 特大号
■別荘にとんぼ返りした訳
難病に指定されている潰瘍性大腸炎に長年苦しんできた安倍首相は、特効薬とされる『アサコール』を服用して、何とか公務をこなしているのが現状だ。ただ「最近はトイレに行く回数が急に増えてきた印象がある」(全国紙政治部記者)といい、悪化している兆しがある。アサコールと併用しているステロイド剤の影響も大きいという。
「安倍首相は腹痛がひどい場合、ステロイド剤を9錠も飲むことがあるようです。その副作用で、最近は顔が満月のようにむくむ“ムーンフェース症状”が出たり、もともと良くない滑舌が悪化している場面によく出くわします。さらに、ステロイド剤の多用は歯の組織もボロボロにするらしく、歯医者通いが増えてきました」(首相側近)
確かに新聞に載っている安倍首相の動静記事を見ているだけでも、7月から歯科に通う回数が増えた。6月まで月1回ペースだが、7月は3回、8月に至っては4、6、11、12日の計4回。とりわけ12日は静養のため訪れていた地元の山口県で、各地であいさつ回りにいそしむ途中で、支援者の歯科医に診療を頼んだほどだ。「急な通院と称して、会議や宴席をドタキャンするケースも出てきた」(政府高官)という。
一時は「寛解宣言」までして完全復活をアピールした安倍首相だが、今も大腸、さらに口腔の状態に悩まされている姿が浮かぶ。
しかし、こうした問題はすべて潰瘍性大腸炎に起因するもので、ある意味では想定内といえる。本当は、もっと深刻な病が安倍首相を襲っていたのだ。
広島市が激しい土砂災害に見舞われた8月20日、夏休み中だった安倍首相は、別荘のある山梨県でゴルフに興じていたが、いったん帰京した。そして当日の午後7時半過ぎには、別荘にとんぼ返りしている。
「首相周辺は『書類を取り帰った』と釈明しているが、絶対に会わなければならない人物がいたのです。それは、慶応大学病院の主治医でした。いつものように大腸を診てもらうなら、わざわざ批判を浴びてまで別荘に引き返す必要はなかった。実は、すい臓に腫れが見つかったようなのです」(安倍首相に近い政治ジャーナリスト)
すい臓−−。そういえば、安倍首相の父・晋太郎氏は首相の座を目前にして、すい臓がんで亡くなっている。晋太郎氏は当初、周囲から本当の病名を隠されていたが、「がんです」と告知したのは、当時秘書を務めていた次男の安倍首相だった。
「腫れが自己免疫性すい炎によるものであれば、ステロイド剤が非常に効果があるとされています。ただ、安倍首相は潰瘍性大腸炎でずっと服用しており、その中ですい臓が腫れたというのは、どうにも解せない。何より、すい臓がんは強い遺伝性があることで知られています。もしかすると安倍首相は、すい臓に公表できないような病気を抱えているのではないでしょうか」(同)
ちなみに、安倍首相が通う歯科医は、ほとんど永田町にある衆議院第1議員会館内の「歯科診療室」である。「国会議員お抱えだけに、歯科をカムフラージュにして別の医師の診察を受けていても、周囲は気付かない」(全国紙政治部デスク)のも事実だ。
首相の“本当の病状”は、国家のトップ・シークレット。側近として仕える官邸スタッフなら、兆候どころか、ある程度の説明は受けていても不思議ではない。そんな中で敢行された官邸の“封じ込め人事”は、何を意味するのだろうか。
永田町に、怪しい暗雲が漂い始めた。
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