http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/560.html
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http://8706.teacup.com/uedam/bbs/13203
(投稿者)
参照投稿;
「市民とは何か=ウォルフレンのレクチャー (uedam.com)」
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/310.html
「律令日本がガラガラポンしていく (uedam.com掲示板)」
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/516.html
*
2014年 9月18日(木)18時09分56秒
(略)
ふじさわみどりさんのツイッターから。https://twitter.com/midoriSW19
* 「十全外人大庭亀夫 @gamayauber01 ? 3 時間
積み上がった「絶対に破綻しない国債」の償還や「絶対に安全な放射性物質」の処理や「絶対に戦争にならない恫喝外交」の支払いも若い世代の役割なので、日本の「若い人」は請求書がたまってたいへんだのい。
「絶対に幸福になれない国民」の誕生なのではなかろーか」
そうですね、今の若い世代は、戦後の、いや、明治以来の律令体制のツケを、ガラガラポンで清算する世代となりそうですね。
これも、日本史の中に生まれてくる順番です。
では、ここ数世紀の日本史の中で、最も幸福な世代はいつの世代だったのか? 団塊の世代だったのか?
そして、最も悲惨だったのは? 団塊の親たちの世代だったのか?
いや、最も悲惨な世代は、これから来る世代となるだろう、と。
これから日本社会で大人になっていく日本人の若い世代は、私の考えでは、「革命」を起こすことを宿命づけられている世代です。
明治維新どころではなく、この国の権威の根拠の大転換を行う世代です。
(明治維新は、律令体制の枠組みの中での、単なる権力の交替でした。徳川家から薩長閥への。)
フランス史でいうところの、1790年世代。
イギリス史でいうところの、1640年代。
ある意味では、私には、実にうらやましい世代です。
で、「絶対に幸福になれない国民」というフレーズですが、これは、ウォルフレンの『人間を幸福にしない日本というシステム』の系列でしょう。
ウォルフレン氏がそう呼んだ「日本というシステム」とは、律令体制のことです。
ウォルフレン氏は、著書の中で、明治維新まではさかのぼりましたが、藤原不比等までは行き届きませんでした。
だから、分析が、いまいち、甘いです。
こういうときは、欠点ではなく、美点に注目することです。
素晴らしい指摘をウォルフレン氏がしています。
「世論という言葉は、外国人にはよく知られていたが、明治初期の日本人にとってはまったくなじみのないものだった。」p.302
面白いではないですか。
明治の日本人は、「世論」という概念を知らなかった、と。
そこで、日銀や、日本で最初の株式会社を幾つもつくった日本人として知られる渋沢栄一が「世論」づくりの工作をします。
「渋沢は大隈重信から世論づくりの手助けを頼まれている。そしてその理由として、世論は外国との関係のために必要だから、と言われたそうなのである。」p.302
だから、長州DNAを安倍晋三さんが、世論を無視して、なんでもかんでも、さっさとやってしまう、というのは、実に、当然だったのでした。
律令体制には、そもそも「世論」なるものが、存在しないのでした。
そういえば、近代の「新聞」社なるものも、明治以降に登場した組織です。
世論という概念がないとき、新聞は、何をニュースにしたのか?
で、2014年の今、戦後世代に属するNHKまでもが、明治の遺伝子に汚染されました。
なぜそうなるのか?
理由は簡単。
自然理性人の日本人が育っていないからです。
それだけです。
で、ついに、時代の状況が、ついに日本人を、否応なく、自然理性人に押しやります。
それが、これからの世代です。
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