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海江田代表は保身人事に走ったか/(C)日刊ゲンダイ
民主党が新執行部も…“野党共闘”後退濃厚で自民党の高笑い
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153432
2014年9月17日 日刊ゲンダイ
民主党が執行部体制を刷新。岡田克也代表代行(国政選挙担当=61)、枝野幸男幹事長(50)、福山哲郎政調会長(52)、川端達夫国対委員長(69)が新たに起用された。
16日盛岡で開かれた両院議員総会で海江田代表(65)は「しっかりと自民党の政治に対峙できる民主党にならなければならない」と強調していたが、さっそく他の野党から「この布陣に一番喜んでいるのは安倍政権ではないか」という声が上がっている。昔の名前のメンメンでパッとしないだけでなく、岡田―枝野ラインはどうやら野党共闘に消極的なようなのだ。
「岡田さんも枝野さんも、『まずは民主党を立て直して』という考え方です。これまで選対委員長だった馬淵さんは、公認内定者を130人に抑えるなど、維新やみんなといった他の野党との選挙協力が念頭にありましたが、岡田―枝野ラインでは純化路線になるでしょうね。海江田さんが一時、口にしていた生活の党などとの統一会派の話は立ち消えになるでしょう」(民主党関係者)
民主党は野党第1党とはいえ、もうずっと支持率が5〜6%をウロチョロするばかり。有権者の信頼は戻っていない。それが手垢のついた岡田―枝野で急浮上するのか? 反執行部“6人衆”からの登用で「挙党態勢」「ベテラン重視」といえば聞こえはいいが、岡田は「代表選前倒し論」を展開していた。2人の取り込みは、海江田の保身人事の色合いが濃い。
「枝野さんも岡田さんも原理主義の理想主義者。民主党を立て直してからという主張はわからないでもないが、現実問題として巨大与党に対する批判票の受け皿をどうするのか。バラけた野党をまとめる腕力が必要で、そのためには捨て石になる覚悟もいる。そうしたことが新執行部にできるのか。他の野党は歯ぎしりしていますよ。安倍首相は大喜びでしょうけど」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
衆院が小選挙区制度である限り、1つの選挙区で1人しか当選しない。野党の選挙協力が進まず、候補者が乱立すれば、12年総選挙のように自民党が圧勝だ。民主党は本気で安倍政権の暴走にストップをかける気概があるのか。
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