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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140916-00010002-shincho-soci
「週刊新潮」2014年9月11日号
自浄作用――。朝日新聞が好きそうな言葉である。例えば、今年、STAP細胞騒動や都議のセクハラ野次問題が起きた際、社説で理研や都議会に対し「自浄作用が働いていない」と指摘していた。翻って、今度の慰安婦報道検証記事を巡る朝日の場合は?
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件の検証記事は、言い訳がましく、反省が全く足りない。だから、世間の反発を買っているわけだが、
「実を言うと、1997年に政治部から慰安婦報道について訂正すべきだとの声が上がっていました」
とは、朝日の記者。
「当時の政治部長は、昨年まで主筆を務めた若宮啓文さん。ところが、慰安婦問題を取材してきた社会部から反対の声が上がり、結局はうやむやになった経緯があります。今さら、ああいう記事を載せて、遅きに失したとの批判が出るのも仕方ありません。若宮さんも悔やんでいると思います」
別の若手社員もぼやく。
「今度の検証記事について、社内には責任の所在が曖昧だという声が少なくありません。それどころか、現在、編集のトップを務めるのは20年以上前の慰安婦報道の中心的人物ですからね。本来、外されてもおかしくないと思いますが、そんな上司に中堅や若手記者が物申せるわけがありません」
編集のトップとは、市川速水(はやみ)・ゼネラルマネジャー兼報道局長をさす。
「うちは10年に組織再編が行われ、編成局長と報道局長の“2人編集局長体制”になった。編成局長は、紙面に関する責任者で、報道局長は人事や記者の配置を考える責任者です」(同)
■反省していない
市川局長は、83年入社。91年に東京社会部へ異動し、03年〜06年にはソウル支局長を務めた。06年末には、黒田勝弘元産経新聞ソウル支局長との対談本『朝日vs.産経 ソウル発』(朝日新書)を出版したが、その中で慰安婦問題について、
〈1991〜92年に僕は東京本社の社会部にいて、取材班の中心になってこの問題を追っかけていた。(中略)当時、韓国は、まるで新たな問題が発生したかのように、日本がこれまで隠蔽していた問題であるかのようにワーッと騒ぎ立てたわけでしょ〉
と指摘。さらに続けて、
〈たとえば韓国マスコミは、挺身隊イコール慰安婦であるとか、誤解を植え付けて、外交問題になって、宮沢首相も謝罪せざるを得なくなって……〉
と、平然と語っている。
「今度の検証記事では、女子挺身隊と慰安婦を混同していたことをはっきり認めています。また、91年8月、植村元記者の〈挺身隊=慰安婦〉という朝日の誤報がきっかけで、慰安婦問題は日韓の外交問題へと発展した。これは、紛れもない事実です。市川さんが対談の中で自分たちの責任には一切言及せず、韓国側が火をつけたかのように語っているのは、反省していない証拠でしょう」(先の社員)
編集現場のトップがこれじゃ、自浄作用が働くのかしらん。
「特集 おごる『朝日』は久しからず」より
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