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小沢一郎の資本主義論、社会主義論、おもしろかった!
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2014年09月15日 「日本人」の研究!
9/13(土)、大阪で行われた小沢一郎の講演会、
『小沢一郎が語る「世界の中の日本と政権交代の道のり」』に
参加した。
会場はほぼ満席。
たかだか、数名の政党の代表に成り下がり、ほとんどの人が
「小沢は終わった」といわれる中、こんなにも熱い仲間が
小沢に会いに集まってくる。
中村哲治元衆議院議員にも会ったが、てっちゃんも元気に
活動しているようだ。
小沢さんやてっチャンの家族であるなら、
「あんたさ〜、もっと楽な生き方あるんじゃないの〜。
何でそこまで、要領が悪いの〜。あんたのおかげでどんだけ
うちらが迷惑していることかちっ(怒った顔)え〜かげんにしときゃ〜」
と、これぐらいのことを言われているのでは、、、。
うちの嫁やお袋なら、これぐらいのことを毎日言うであろうな〜。
世間から袋叩きにあっても、まだ政治家をやろうとする思いとは何なのか??
一人の人間として見た場合、かなり過酷な人生ではなかろうか。
彼らの生き方というのは、大変、尊いモノではなかろうか。
誰でも、自分の身はかわいい。
自分の身を捨てて、自分より大切な何かに打ち込む姿、、。
もしかしたら、多くの人に何らかの影響を与えているのではなかろうか。
すぐには結果が出ないかもしれない。
しかし、このままでは明らかに、日本も、国際社会も行き詰る。
近い将来、「国民の生活が第一」という政治理念が、
どうしても必要になるであろう。
まあ〜、私なりの能書きはこのくらいにして、
小沢さんが資本主義と社会主義についてとても分かりやすい話を
していたので、私なりに噛み砕いてお話したい。
本来の資本主義とは、「ハゲタカの生活が第一」というような
ところに行き着いてしまう。
イギリスで始まった資本主義であるが、大資本家に富が集中し、
極端な格差社会が広がった。
それではダメだということで、社会主義、共産主義が生まれたので
あるが、「すべての人が平等」ということにするには、
巨大な権力の集中が必要となる。
つまり「シロアリの生活が第一」ということになる。
そこには、官僚の汚職がはびこり、これも大きな格差社会の原因となる。
どんな歴史においても、民衆を活発にしないと、その繁栄はありえない。
ソ連がこけて、資本主義が生き残った。
それはなぜかというと、本来の資本主義に社会保障など、
修正を加え、多くの人が生きていけるようにした。
さらに民主主義だ。民主主義によりチェック機能が働き、
一部の資本家の暴走を止めることが出来た。
しかし、資本主義のライバルであるソ連がこけてからは、
本来の資本主義に逆戻り。
それよりも、尖鋭化し、今、世界中で格差社会が広がり、
多くの人々を貧困の苦しみに陥れる市場原理主義化が進む。
TPPなどは、明らかに「ハゲタカの生活が第一」の国際条約だ。
消費税増税などは、「シロアリの生活が第一」の為のモノだ。
原発にしろ、多くの人に多大な被害を与えているのに、
まだ続けようとする。
私なりの解釈を付け加えるのならば、
資本主義がイギリスで始まり、強力なライバルである社会主義が
誕生した。
大きな価値観が違うライバルの出現により、
資本家たちは、労働者に一定のケアーをしなくなってきた。
また、第一次、第二次世界大戦を経験し、人の命、
人権というモノが重視されるようになってきた。
さらに、工作機械、農業機械の発展など、多くの人が重労働から
開放されるようになった。
この辺りが、資本主義に修正を加えられた背景であろう。
しかし、今は、また新たな局面を迎えている。
グローバル化により、世界的な競争の激化。
安くて、効率よく造った者が、勝ち残る社会の為、
いかにコストを下げる為に、労働力を安くし、健康保険や年金など
社会保障を削除してでも、安い商品をつくることが至上課題。
過酷な競争社会では、人権など吹き飛んでしまったようだ。
だんだんと、国民国家が溶けていく。
ますます、格差社会が広がっていく。
いったい、その行き着く先は、どのようなモノなのか。
本当に、我々はこの道しか選択がないのだろうか。
もっと、冷静になれば、理にかなった再分配の方法があるはずだ。
その冷静になるには、世界に「信用の構築」しかない。
アメリカはいつまで、謀略と戦争を繰り返すのか。
そんな米国に、いつまでの対米従属一辺倒で、本当に国際社会の中で
やっていけるのだろうか。
TPPを押し付けるアメリカ。
今は、明らかに対米従属リスクのがはるかに大きい。
私の意見も、だいぶ入ってしまったが、
小沢さんは全体を通して、こんなことが言いたかったんじゃないのかな〜。
まあ〜、とても熱い講演会であった。
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