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2014-09-16 09:50:44
イギリスのスコットランドでの独立運動がスペインにも波及し、カタルーニャ自治州のバルセロナで数百万人規模の独立要求デモが行われました。
スコットランドでの住民投票は明後日9月18日です。その結果、独立派が勝利することになれば、世界情勢に多大な影響をもたらすことになりそうです。
ネット上に掲載された報告によると、「9月11日にスペインのカタルーニャ地方バルセロナでは100万人を超える人々が広場に集まり、政府に対して独立を要求しました。カタルーニャ地方の行政は11月にも民意を問う住民投票を実行すると発表していますが、スペイン政府は『憲法違反』だとして反発しています」とあります。
カタルーニャが独立する事態になれば、カタルーニャ経済でなんとか息をついているスペイン経済が、本当に崩壊してしまいかねない。
スコットランドが独立すると、北海油田を抑えることになるため、イギリス経済そのものが多大な影響を受ける。
つまり、EU(欧州共同体)自体が大変な混乱状態に陥りかねない。
カナダのケベック州でも、フランス系住民の独立を求める運動が長年続いてきたことはよく知られています。
スコットランド住民投票の結果は、さらに広くロシア、中国の民族問題を過熱化させることになるとみられています。
なにより、ウクライナからのクリミア独立が一層むずかしい状態となります。西側も、ロシアのクリミア編入の住民投票結果を受け入れざるを得ない。
そのロシアでは、チェチェンがエカテリーナ女帝の時代から独立を求めて闘いが続いてきました。住民投票をすれば、今度はロシアがチェチェンの人々の意志を尊重しなければならなくなるが、プーチン大統領にはとても受け入れられない。
中国のチベット、ウイグル、内モンゴルなどをはじめとする少数民族問題も、あらためて火を噴きそうです。
世界の各地で戦火を交える状態が現出し、それはテロというよりも、世界第3次大戦の様相といえそうです。そんなことをいえば、「しょもな」と受け取られますが、第2次大戦も最初はだれも世界規模の戦争にまで発展するなど考えもしませんでした。戦争とはそういうものです。
ローマ法王フランシスコ猊下が最近のミサの中で、「二つの世界大戦後のこんにちでさえ、地域紛争、大量虐殺、人間の殺害、その他の侵略者やテロリストたちのハンザにの中で行われていることは第三次対戦であると述べることができる」と語っています。すでに世界は第三次大戦の様相だというのです。
恐ろしいのは、世界のリーダーの中には、増えすぎた世界人口をなんとか減らしたい、そのためには大きな戦争が必要になるとひそかに考えている人もいるのです。
戦火が広がれば、アメリカの強い要請に応じて安倍内閣は自衛隊を出動させます。日本も戦争に巻き込まれるのは間違いないでしょう。
安倍という男が、今のところどんなに耳触りのいい言辞を弄しようとも、その時になればどうにでも言い繕って参戦します。
その時に威力を発揮するのが、特定秘密保護法であり、集団的自衛権です。邪魔な人間や運動は、片っ端からすべてつぶします。
安倍や菅という男たちが、鉄砲かついで真っ先に戦場へ赴くなら少しは見直してやってもいいかなと思わないでもないですが、さて……。
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