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権力者に近づく能力はピカイチ/(C)日刊ゲンダイ
安倍内閣 お友だち・お飾り大臣を裸にする 右翼発言だけじゃない 高市早苗総務相は夫婦で原発推進派
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153263
2014年9月11日 日刊ゲンダイ
「ポチ」と陰口を叩かれても安倍首相に忠誠を尽くし、まんまと再入閣を果たした格好の高市早苗総務相(53)。自民党の政調会長だったのに、党内から異論が噴出しても「これは官邸の意向ですから」と押し切ってきた。
一昨年の総裁選の開票の時には、わざわざ安倍首相の隣に座り「安倍総裁」が決まった瞬間、大泣きしながら、じっと首相を見つめて存在をアピール。首相も入閣させざるを得なかったのだろう。
●61年、奈良市生まれ。神戸大卒後、政経塾5期生に。87年に渡米。93年無所属で初当選。
「最初、自民党に接触していたのに、自民党が下野すると手のヒラを返して、自民党離党組の新党に参加しています。その後、新進党に合流し、96年10月に新進党公認で再選されるのですが、いつの間にか離党し、同年12月、政権に復帰した自民党に入党しています。自民が落ち目になれば非自民、非自民がダメになれば自民。政経塾時代から『政治家になりたい』と上昇志向は強かったけど信念はゼロです。ただ、権力者に近づく能力はピカイチですね」(自民党事情通)
右翼的な発言を連発している。大臣就任後のインタビューでも「靖国神社に参拝する」と明言している。ただし、大橋巨泉によれば、かつてはリベラルだったそうだ。
2004年に同僚の山本拓議員(自民党)と結婚。家庭では9歳年上の夫に作らせた手料理を毎日食べている。「だって結婚の時の契約だもん」と悪びれず語っていた。「政界では“原発夫婦”とヤユされています。夫の山本拓さんは“原発銀座”と呼ばれる福井県選出。自民党内で“原発三羽がらす”と称されるガチガチの原発推進派です。夫の影響なのか、高市さんも原発再稼働を強く主張し、“原発事故で死んだ人はいない”と言い放ち、官邸周辺のデモを規制しようとしていました」(政界関係者)
●政界きっての“肉食女子”との評判。Fカップの胸を強調する服を好み、男性記者と話す時の距離も近い。民放各社は、イケメンを“高市番”に就けていた。
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