46. 2014年9月14日 01:04:12
: FoozYI3PZF
天立橋さん>35のコメント素晴らしいですね。 >小沢は、どうして、このような方向性が目に見えていなかったのか。 未来の党、騒動は、このように非常に大きな要因であり、それに、向かった小沢に致命的な欠陥があることを示している。 結果論と言えばそれまでですが、私も天立橋さんの言うような方向性が見えていれば良かったと思います。
ただ、私はそれが仮に小沢一郎という政治家の欠陥だったとしても致命的とまでは思っておりません。 単純に失敗したと私は思っています。 そして、失敗して諦めてしまうような人間なら私も小沢氏の支持を辞めていたと思います。 私は小沢一郎という政治家を今でも支持していますが、支持しているだけに、その政治家が思うように動いてくれない場合、私も往々にして焦れったくなることが多々あります。
ある局面があるたびに、そうじゃない、もっとこうしないと、何てことは小沢氏に関してもしょっちゅう有ります。 しかし、その度に実際の現場の人間からは、それなら自分でやってみろと言われてしまうような気がしてしまうのです。 私には同じ事は多分出来ません。 なので、歯痒い部分があっても応援せざるを得ないのです。 文句を言うなら自分でやるしか有りませんから。 特に国民と政治家とのギャップにはいつも悩まされます。
何度も提言したことがありますし、福島事故後に反原発がこれからの焦点になるので絶対に原発反対を強く訴えなければなりませんという内容を事務所の小沢氏本人宛にメールしたこともあります。 そして、その時は反原発の提言に少し異論があるような返信を本人名義でもらい失望した事もあります。 要は、政治の世界では、実際の民意が伝わるスピードが往々にして遅く、常に半年程度ズレていると思いました。 常に半年遅れな感じです。 彼らは一般市民と違いネットではなく、マスコミの世界で生きていますのでとにかく遅いという感じがします。 一般的には言われる所謂エリートと呼ばれているような人達にも多少同じような傾向が伺えますが、彼らは彼らの世界の情報で動いており、中々我々一般庶民の意識というものを理解してくれません。 このギャップは本当に凄いと感じます。 我々にとって当たり前の事が彼らには中々分かりません。 話はズレましたが、35での天立橋さんが見ていた将来は多分、多くの小沢支持者が期待していた事だと思います。 私もそのように期待していました。 なので、天立橋さんが見切りを付けたというお気持ちも十分理解出来ます。 では、何故私がそのような失敗があったにもかかわらず、今だに小沢氏を支持しているのかを少し書いてみます。 つい先日、私の政治論、政策論はどうなのか? というような話があったように思いますので簡潔に書きます。
実行するかしないかにかかわらず、小沢氏の唱える政策に私はほぼ同意しています。 まあ、カジノは別にします。 宗教ではないので別に信者ではないのです。 絶対服従でもないですし、全面的に何でも支持というわけでも有りません。 支持している人間だろうが駄目なものは駄目です。 他の小沢支持者の人も私は同じだと思っています。 皆が政治家に100点満点を求めているわけではないですし、完璧な政治家など寧ろいないと思う方が現実的でしょう。 個人的な見方では小沢氏はさしずめ80点というところでしょうか。 それでと小沢支持者なのです。 その理由は単純に80点以上と思える政治家が他に見当たらないからです。 確かに、現在を諦めて捨て切り、10年単位のスパンで将来のみを見据えるならば、年齢的にも小沢氏を見限り、若い小泉進次郎氏などに期待することも選択肢としては十分あり得ることだと思います。 ただ、現在の世界情勢を見ている限り、私はやはり現在を諦める気持ちにはまだなれません。 小沢一郎という政治家発してきた理念を次の世代の政治家に継承して欲しいと願いますし、この政治家の行なってきた成功、失敗の両面ともに若い政治家にはよく見ていて欲しいとも願っています。 更に言えば、何故、ある程度高齢に差し掛かった小沢一郎という政治家にそれでも期待するのか? それは、当分の長い間、他の政治家では小沢一郎が辿り着いた地点まで決して辿り着けないと思うからです。 現実として、小沢一郎はあの政権交代をなし遂げました。 これは、戦後どの政治家にもできなかったことです。 賛否両論あれど、誰にも出来ないことを行った事は事実です。 もちろん、マスコミのバッシングもありましたし、些細な微罪の疑惑で裁判にもかけられました。 あらゆるスキャンダルを煽り立てられもしました。 ここまでは、よくある経緯です。 しかし、小沢一郎が他と違うところは、そういった事が行われた上で、今でも現役の政治家として立っており、且つ、当初の目標である国民の生活が第一、官僚政治の打破、二大政党制の確立という理念を根本では変えていないように私には見えます。 金もある。地位もあり。 そして、政治家としての有る程度の実績も十分にある。 辞めようと思えばいつ辞めてもいいのです。 何で散々非難されたり無罪でパクられりしてまで政治家を続ける必要があるのでしょうか?
マスコミにボロボロに叩かれ、正しい事を言っても非難される、ちゃんとやっていても検察特捜に家宅捜索され、無罪なのに裁判にかけられる。 表に出れば叩かれ、裏に回れば影で操っていると言われる。 きちんと政策を掲げても自民党と同じと言われ、違うとわかれば今度は解釈が同じと叩かれる。 私なら馬鹿馬鹿しくてやってられないと思います。
でも、あくまでも辞めないで二大政党制の確立まではやりたいと言う。
誰になんと言われようと自分の信じやりたい事を死ぬまで貫く。 何なのでしょう?辞めれば楽なのに。 私は、細かいことはどうあれ、こういった人間を無条件で支持します。 このような人間を応援しないわけにはいきません。 金でしょうか? それとも、マスコミの言うように権力でしょうか?
私はそうは思えません。 少し甘いかもしれませんが、何がそこまで小沢一郎という政治家を動かしているのかと聞かれれば、私はそれは志、または単純に理想を追い求める夢だと思います。 こんな事を書けばきっと小沢信者と叩かれるのでしょう。 しかし、私は党員でもれなければ、選挙にだって行くか行かないかわからないような本当の意味でのごくごく普通の一般市民です。 私は日本が正しい国になること、世界に誇れるような国になること、誰もが幸せに暮らせるような国になることを夢に見ていますし、一部の権力者達がどこかの段階で気がつき、引き返す勇気さえあればそれは現実として可能な事だと思っています。 もし、小沢一郎が同じ夢を見るならば、その夢に向かっている人を応援しないわけにはいきません。 破壊は一気に進み、進化はカタツムリのようにゆっくり進むというようなことを誰かが言っていたように思いますが、世間の認識とは裏腹に私は現在、政治、メディアの腐敗、アラブやウクライナでの紛争、ロシア、欧米の緊張状態などネガティブなようそが多々あるように見えますが、私はこの状態でもゆっくりと進歩してきてはいるように思っています。 巨大権利と対峙する者をたった一度の失敗で切り捨てるのはどうなのでしょうか? 小沢氏は権力に立ち向かって何とか1R立っていることができました。 今は2R目なのです。 これは凄いことだと思います。 普通であれば1R目でスキャンダルで牢獄行きでしょう。 どんな人であれ2R目に行ける人がいるとは思えません。 誰であれ、叩けば何かしら出てきますし、出てくれば二度と這い上がらないか、もしくは言いなりの操り人形かの二択しかないでしょう。 まだ1Rが終わったに過ぎません。 あれだけ攻撃されてもまだ政治が出来るのですや それだけでも、貴重な政治家だと私は思います。 決着が何ラウンドになるかは分かりません。 しかし、決してそうはならないと思いますが、本当であれば政権交代の時ではなく、今が一番支援しなきゃならない場面だと私は思います。 何故なら、1度スキャンダルを仕掛けた側は、同じ失態を繰り返しにくくなっているからです。 要は、こちらが攻める番になれるチャンスだと思うのです。 本来であれば、陸山会事件で失態をやらかした検察を追求出来る番ですし、裁判所や最高裁を追求できる番なのです。 何なら民主党執行部の批判を訴えることも出来るでしょう。 しかし、現実は今だに無罪の政治家を多くの国民が叩いている。 これでは、小沢氏もどうすることも出来ないでしょう。 今後の小沢氏の行動が以前と同じようにブーイングの嵐になるか、それとも権力の不正に気付いた国民の圧倒的な応援になるのか? 国民自身の意識以上の政治家を実現させるかさせないか。
結局、観客(国民)次第かもしれませんね。 長くなってすいません。 都民
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