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毎日新聞 9月13日(土)0時4分配信
任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)は、自民党と民主党などが相乗りする方向となった。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、初の知事選。今後の復興を左右するが、政策論争が深まらないまま政党の思惑で進む。「県民不在」の現状に、被災者からは不信の声が相次いでいる。【小林洋子、岡田英】
「何だかよく分からない。どうなっているのか」。避難区域から同県川俣町の仮設住宅に妻と避難している渡辺直一さん(79)は戸惑いを見せた。
自民党福島県連が8月に擁立を決め、出馬表明した元日銀福島支店長の鉢村健(たけし)氏(55)は11日、立候補を断念。7月の滋賀県知事選からの連敗を避けたい党本部が相乗りを模索したためだ。党勢が低迷する民主党も応じる姿勢を見せており、現職の佐藤雄平知事(66)の事実上の後継として内堀雅雄・前副知事(50)が同日、名乗りを上げた。
渡辺さんは震災前、約300アールの広大な農地で、長男夫妻と葉タバコを生産。原発事故で避難を余儀なくされ、仕事も奪われた。農地も除染されないまま。これまでは農政への期待から自民党系の候補者に投票してきたが、今回は不信感が消えない。
郡山市の薬販売業、石川秀彦さん(51)は「今の知事は国や東電にモノを言えなかった。原発事故の情報開示も不十分で信用できない」と刷新を期待した。だが、現知事の復興への姿勢を批判して独自候補擁立を目指した自民党県連が一転、事実上の後継候補を支援する動きを見せる。「顔の見えない候補者ばかりで、誰を選んでいいのか」と憤る。
川俣町の仮設住宅に避難している大内一さん(66)は「復興が遅れる中、選挙戦でバラバラになるよりは、一致団結できる方がいい」と相乗りに理解を示すが、「一致団結できる候補者がほとんどいない」と嘆く。
「相乗りすれば有権者の関心は薄まり、投票率はガタ落ちだ」。自民党関係者からもため息が漏れている。
一方、新党改革は12日、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)を支持すると発表。牧師の五十嵐義隆氏(36)も出馬表明している。
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