http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/296.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201409/article_11.html
2014/09/12 22:24
原発事故の政府事故調の「吉田調書」が、政府の許可を受けて公開されることになった。マスコミの論調は、原発の恐ろしさは強調せず、もっぱら菅元首相をくそみそに叩いている。あたかも当時の民主党政権が、ここまで事故を大きくしたかような雰囲気を醸し出している。菅元首相は小沢氏を座敷牢に入れた男で全く好きではないが、叩かれていること自体をざまあ見ろとは思えない。
政府がこの吉田調書を公開したのは、公開しても、少なくとも民主党への批判にはなっても、自民党に批判が降り掛ってくるものではないからだ。自民党は高みの見物でほくそ笑んでいるかのようだ。いつも政府を批判をする朝日新聞まで、この原発事故に関わる吉田調書で叩かれ、謝罪したのは誠に皮肉である。
千年に一度と言われる大震災が、原発政策を始め推進して来た自民党ではなく、民主党政権時に起こったこと自体が、なんという運命の皮肉であろうかと思ってしまう。事故が起こるなら、自民党政権の時に起きるべきだったろう。神様は何を考えているのであろうか?と思ってしまうぐらい不条理である。ただ神様は、自分がいたからこそ、東京を含めた関東地区まで被害が広がらなかったのだと言っているかもしれない。
その原発事故の元を作った自民党が九州の川内原発を再開させようとしている。マスコミが報道した通り、川内原発が最も早く認可をうけている。マスコミへのリークは的確である。やはり、規制委と政府はグルと思えてくる。
この原発を再開させようとしているのが、親の七光りの小渕経産相の名で伊藤祐一郎知事と薩摩川内市薩摩川内市の岩切秀雄市長に「安全性が確保されると確認された。政府として再稼働を進めることとする」とする文書をそれぞれ手渡した。県と市はこれで、福島のようなことがあっても、国が補償するという証文を得た訳である。
小渕大臣は自分の子供のことを考えると原発は思うところはあるが、推進するのが自分の使命という。原発が東京で再開するのなら、こんなことを言えるだろうか?安倍首相ですら再開などとは言えないだろう。川内市の周辺の30Km圏内の市町村は避難の義務は負わされるが、再開決定の可否には参加出来ない。戦時でもあるまいし、こんな不条理な原発の電気など使いたくはない。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK171掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。