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2014-09-10 07:53:39
読売新聞は本日9月10日の社説で、「自民党への企業献金の勧め」を掲載しました。読売新聞は、いわゆる「庶民の新聞」から、「大企業のための新聞」にまぎれもなく完全に変身したと言えます。もっとはっきりいえば、「自民党のための新聞」です。
見出しは、「企業の政治参加を促す契機に」でした。本文では、「経済の主役である企業が、ルールを守った透明な献金を通じ、政治に参加する意義は大きい」と主張しました。
何をおっしゃる、うさぎさん、です。企業が政治献金するのは、自分たちの利益になる政策を実施させるためであることは、古今東西、歴史が示してきたことではありませんか。
それを、「ルールを守った透明な献金」ですと!?
そんなものが空論であることは、今回の社説を書くことにした論説陣自身が先刻ご承知のことのはずです。
財界”奥の院”といわれる経団連の榊原定征(さだゆき)会長は8日の記者会見で、約1300社の会員企業に政治献金の実施を呼びかけることを明らかにしました。
そもそも5年前に企業献金を止めることにしたのは、リクルート事件など「政治とカネ」の問題が醜悪を極めたからでした。そして、政治献金をなくすために、国民が政党交付金として何百億円ものカネを負担することにしたのでした。
この時の約束は、「国民が税金で政党を助成するのだから、各政党は企業献金と手を切る」ことでした。
しかし、経団連にしてみれば、「企業献金をしていないと、自民党に強く主張できず企業が望む政策実行がもどかしい」ということのようです。居ても立ってもいられず、「なんとか政治献金をしたい」と、5年ぶりの献金復活です。
つまりこれは、経済界が、「カネで政治を買う」ということです。
自民党の谷垣禎一幹事長は、「大変ありがたい」と大歓迎。「経団連さんが求める政策を実施しますよ」と、めでたく”取り引き成立”です。
読売新聞は、「透明な献金を通じ、政治に参加する意義は大きい」と、企業の政治への口出しをいわば絶賛しています。日本を、ますます企業中心の社会にしようという主張を、堂々とてんかいするまでになりました。国民一人ひとりは、企業のしもべとなる社会です。国民一人ひとりは、企業にこき使われる従業員という名の”奴隷”となることを奨励する主張です。
読売新聞は、国民に”毒”を盛る役割りとなっています。それを気付かせないようにしつつ、国民を催眠術にかけたまま、洗脳しようとしています。
”毒”盛り新聞とののしられても仕方ない。目を覚まし、読売新聞の”本性”に気付きましょう。
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