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朝日を読むとバカになる。第2弾!
http://bylines.news.yahoo.co.jp/hanadakazuyoshi/20140908-00038943/
2014年9月8日 23時48分 花田紀凱 | 『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長
週刊各誌が夏休み明けで、いっせいに朝日新聞「従軍慰安婦」大誤報の件を報じた。
見逃せないコメントが三つあった。
ひとつは例の吉田清治、朝日大誤報のきっかけをつくった吉田清治の長男のところに3週間くらい前、朝日の記者が2人来て、こんなことを聞いていったという。(『週刊新潮』)
「お父さんはいつからどこで仕事をしていたんですか?」
「いつ大陸に行ったのですか?」
吉田清治は2000年に既に死んでいる。今さら長男の所に行って何を聞こうというのだろうか。
長男は呆れてこうコメントしていた。
「正直、父が亡くなる前に取材に来ればよかったのにと思わずにはいられなかった」
そりゃそうだろう。
そう言えば朝日は5日の検証記事で、こんなことを書いていた。
〈吉田氏は著書で、43年5月に西部軍の動員命令で済州島に行き、その命令書の中身を記したものが妻(故人)の日記に残っていると書いていた。しかし、今回、吉田氏の長男(64)に取材したところ、妻は日記をつけていなかったことがわかった〉
こんなことは30年前に取材していればすぐにわかっていたこと。要は朝日は何ひとつ吉田証言の裏を取っていなかったということだ。新聞記者の基本中の基本、裏取りもせずに書いたとしたら、それだけで記者失格だ。
もう1点。
これは『週刊文春』その他が報じているのだが、ある勉強会で加藤清隆さん(元時事通信政治部長)が朝日の木村伊量社長に会い、こう言った。
「朝日はちゃんと謝った方がいいんじゃないか」
木村社長の返事は驚くべきものだった。
「歴史的事実は変えられない。したがって謝罪する必要はない」
自らは「歴史の事実」を捩じ曲げておいて、「歴史的事実は変えられない」はないだろう。
今回の誤報検証は木村社長が主導して行われたと言われ、朝日社内では最右派と言われる木村社長にしてこういう認識だから、今後も朝日の謝罪は期待できまい。
3つ目は佐瀬昌盛さん(防衛大学校名誉教授)の指摘である。(『週刊新潮』)
「検証記事のタイトルを『朝日は読者の疑問に答える』とした。当然今回の件について、読者の声は殺到しているに違いない。なのに5、6日の検証記事以降、『声』欄には、これに関する読者の投稿が一通も載っていない。これはおかしい」
「声」欄が朝日の主張の“別動隊”とはつとに言われていることだ。朝日の主張に沿わない投稿はほとんど採用されない。
たとえば集団的自衛権論議の時、「声」欄には60通近い「集団的自衛権容認」反対の声が掲載された。
ところが、賛成はたったの2通。アリバイ的に掲載されただけだった。
毎日、毎日、反対の記事ばかり読まされれば、朝日の読者の大半が、「集団的自衛権容認」には反対で、「声」欄の偏りはそれが反映したものとも言えよう。
だから、言いたくなるのだ。
「朝日を読むとバカになる」
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