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亡国のシグナル? 概算要求「101兆円」に蠢く族議員〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140908-00010000-shincho-pol
「週刊新潮」2014年9月11日号
101兆7000億円――来年度予算の概算要求が、史上初めて100兆円の大台を超えた。各省庁の裏では族議員が蠢く。これぞ亡国のシグナルか――。
「これから財務省が査定して削るわけですが、今年度予算の95兆9000億円を超えるのは確実です」
と語るのは、さる大手紙の政治部デスク。
「アベノミクスで第3の矢になりそうな経済再生事業や国士強靭化のための公共事業、地方活性化や少子化対策などで各省庁の要求が水ぶくれ。省庁間で重複する事業も多く、政権復帰で息を吹き返した自民党の議員が昨年にも増して、あれをやれ、これにも予算をつけろ、と口うるさく注文をつけているんですよ」
確かに永田町の自民党本部には陳情客が引きも切らない。そのせいか、公共事業は概算要求で約7兆円に達した。今年度の約6兆円から1兆円も増えている。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
「来年の春には統一地方選があり、自民党の議員らは公共事業で地方にカネをばら撒くのが、勝利の方程式だと思っているんです。予算を厳しく査定すべき財務省も、消費税を10%に上げてくれさえすれば、要求が増えても構わないというスタンス。財政破綻の危機感が伝わってきません」
だが、より深刻なのは年金や医療費などの社会保障費だろう。約31兆円で、国債償還費(約26兆円)を除く政策経費の4割を占める。
政治評論家の屋山太郎氏はこう言う。
「外国人に生活保護費を払う必要はないし、薬もジェネリックに替えれば、5000億円は浮く。ものすごいカネがかかる終末期医療も、今のまま続けられるのかどうか。人の住まないところに巨大な防潮堤を作ろうとしているが、止めればいい。予算をつけるべき事業かどうか精査し、新陳代謝を促す時期に来ています」
予算ドリの用なしうろつきにエサはやるまじ。
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