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2014年9月 7日
テニスの世界四大大会(グランドスラム)のひとつである全米オープンで、日本の錦織圭選手が世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破って決勝進出を決めた。
日本人選手が四大大会シングルスで決勝に進出するのは史上初。
アジアの男子選手としても史上初である。
快挙を祝福したい。
2014年に入ってからの錦織選手の大躍進の陰に、マイケル・チャン氏の指導があると指摘されている。
チャン氏の指導で特筆されるべき点は、メンタルな側面の強化である。
「絶対に勝てる」
という意志力の強さが現実を変えるという点にある。
テニスで頂点に立つには、体力、技術が必要不可欠であることは当然である。
この条件をクリアした者だけが頂点に立つ可能性を持つ。
しかし、問題はその先だ。
トップ集団のなかで、さらに頂点を極めるには、抜きんでた「意志力」が必要なのだ。
「意志力が9割」
ということなのかも知れない。
世界ランキング1位にジョコビッチに快勝した。
決勝では世界ランキング16位のマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
錦織選手は現在世界ランキング11位だ。
とはいえ、チリッチ選手も準決勝で世界ランキング3位のフェデラーを破って決勝に進出する。快進撃を続ける二人が決勝で対戦することになる。
錦織選手には力を出し尽くして、最高の結果を生み出してもらいたい。
決勝は現地米国ニューヨーク時間で9月8日、日本時間では9月9日の午前5時45分から開始される予定だ。
グランドスラム初制覇の偉業を是非勝ち取ってもらいたい。
錦織選手にしても、マイケル・チャン氏による指導は「目に鱗」だったのではないかと推察される。
「絶対に勝つ」
の意志がなければ、勝負に勝てないことは誰にでも分かることだ。
問題は、その意志の強さだ。
世界の最高峰と世界のトップクラスを分かつ、紙一重の相違が、この「意志力の強さ」なのだろう。
ものごとを成し遂げようとするとき、どこまで精神力を集中し、「絶対に成し遂げる」の意志を維持できるのか。
この部分が、恐らく結果を大きく左右するのだろう。
これはスポーツに限らないと思う。
日本の政治を変えなければならない。
この思いがあっても、その思いが中途半端である限り、目標は成就されない。
2009年に政権交代の偉業が成し遂げられた。
いまから5年前のことだ。
5年前の8月30日、総選挙で政権交代の偉業が成就された。
米・官・業が支配する日本政治を
主権者が支配する日本政治に刷新する、重要な第一歩が印された。
米国に隷従しない。日本の真の独立を果たす。
日本に巣食うシロアリを根絶する。
大資本が政治を支配する現状をせん滅する。「政治とカネ」問題の根幹にある「企業団体献金の全面禁止」を実現する。
この壮大な大改革=日本政治刷新が始動した。
しかし、このときに、日本でもっとも強い意志力を働かせたのは、一体誰であっただろうか。
改革を進める側の意志力よりも、強い意志力が存在したと考えられる。
それは、日本の既得権勢力の意志力であった。
米国・官僚・大資本が日本政治を支配してきた。
小沢−鳩山新政権は、この既存の日本政治構造を根底から覆す可能性を秘めていた。
徳俵にまで追い詰められた日本の既得権勢力は、ここで死に物狂いの抵抗を示したのである。
彼らは、目的のためには手段を選ばない。
謀略と暴虐の限りを尽くしたと言っても過言ではないだろう。
しかし、重要な点は、いかなることがあっても、日本の既得権の構造を死守するという、激しい執念が存在したことを否めない。
この「意志力」において、真の改革勢力は劣勢に立ったと思われる。
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