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朝日新聞「幹部級」も自社批判ツイート続々 池上コラム問題で「9月革命」が起きたのか(J-CASTニュース)
http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/835.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 05 日 11:00:05: igsppGRN/E9PQ
 

池上コラム「一時不掲載」は木村伊量社長をはじめとする首脳陣が主導したとみられている


朝日新聞「幹部級」も自社批判ツイート続々 池上コラム問題で「9月革命」が起きたのか
http://www.j-cast.com/2014/09/04215069.html?p=all
2014/9/ 4 18:31 J-CASTニュース


一度は朝日新聞に掲載を拒否された池上彰さんのコラムが一転、2014年9月4日朝刊紙面で掲載されたのは、社内外の激しい批判が一因だった。朝日新聞では記者によるツイッターの活用を進めており、ツイッターを通じて社内からの批判も可視化された。一連の自社批判には、末端の若手記者にとどまらず、編集委員などスター記者、さらには管理職など「幹部級」記者にも広がり、その数はあっという間に数十人に膨れ上がった。

記者たちは、結果的にコラムが掲載されたことには安堵しながらも、コラムを実際に読んでみて「『この内容では掲載できません』の理由がますます分からない」などと当初の決定を改めて批判する声も多い。当初の掲載拒否の判断は木村伊量(ただかず)社長を頂点とする首脳陣が主導したとみられており、社内では「木村体制」への批判が高まっているともみられる。帝政ロシアが倒れた「10月革命」になぞらえて「9月革命」の可能性も指摘されはじめた。

■社内の統制が取れていないので「情報が漏れ、現場が声を上げる」

2014年9月3日夕方にコラム掲載が決まってからも、当初の決定を批判する声は朝日社内でやまなかった。尾形聡彦・国際報道部デスクは

「池上さんのコラムの掲載を見合わせていたことは、朝日新聞として間違った判断だったと思います。今日、社内で多くの議論があり、私を含め大勢の記者たちが『即日掲載すべきだ』と意見しました。そうした議論を踏まえ、掲載が決まりました。読者のみなさんや池上さんに本当に申し訳なく思います」

とツイート。社内の声が掲載を後押ししたことを明かした。北野隆一・編集委員は、一連の経緯を

「今回、結果的に社内の議論がオープンになったのは決して悪いことではなかった。でも、そもそも新聞は載せた記事の中身が話題になるべきで、新聞社の内幕が話題になるのはちょっと恥ずかしい」

と振り返った。複数いる朝刊編集長のひとり、沢村亙(わたる)氏は、社内の統制がとれない体質が、災い転じて福となしたとみているようだ。

「うちの会社も官僚的な体質があるが、主筆とか社長とかトップの鶴のひと声で軍隊のように一糸乱れずに動くこともできない。だからこそ情報が漏れ、現場が声を上げる。つくづく危機管理には向かない組織と思うが、これはこれでいい、と思う」

■天声人語・前筆者「『この内容では掲載できません』の理由がますます分からない」

9月4日朝になって紙面のコラムを読んだ記者からも、「不掲載」を支持する声は皆無だ。

07年から13年まで天声人語の執筆を担当した冨永格(ただし)特別編集委員は、

「厳しいけれど、いつもの『池上節』の範囲内だと思います。こういうことを書いていただくのがこのコラムの狙い、かつ人気の理由でしょう。『この内容では掲載できません』の理由がますます分からない」

と、コラムの掲載は当然だとの見方を示した。石合力・国際報道部長も、

「見識ある批判に対して、謙虚に耳を傾けたいと思います」
とツイートした。
今回の一連のツイートは、最初は末端記者クラスから始まったが、一気に中堅、幹部級まで広がったのが特徴だ。

「もし本当なら言論機関の自殺行為だ。朝日新聞社の対応に私は個人として賛同しない。少なからぬ同僚記者たちもそう思っている」(谷津憲郎・社会部遊軍長)
「北京出張で体調を壊し、帰宅すると冷蔵庫が『自然死』していて中は腐臭が漂い、池上彰さんのコラムの問題で会社の姿勢に腹が立って眠れず」(吉岡桂子・編集委員)
「掲載した上で、異論反論があるなら、紙面上で堂々と意見をぶつけ合えばいい。言葉には言葉で、それこそ読者は読みたいはず。いまからでも遅くない」(真鍋弘樹・ニューヨーク支局長)

■「どの顔を思い浮かべても『こんな判断するわけない』という人物ばかり」

中でも冨永氏は、

「ネット上の罵詈雑言や週刊誌広告の煽情とはワケが違います。『善意の批判』までを封じては言論空間が成り立ちません。度量の広さを示すチャンスをみすみす逃したばかりか、発信力のある書き手を『敵』に回してしまった。何重もの意味で『らしく』ない、もったいない対応でした」
「私の年齢になると編集幹部の多くと顔見知りですが、不思議でならないのは、どの顔を思い浮かべても『こんな判断するわけない』という人物ばかり。ここから何とかリセットできないものでしょうか」

と、今回の判断についての不可解さをにじませた。

また、かなり早い段階から自社の対応を批判していた神田大介・テヘラン支局長は、

「別に記者アカウントの批判ツイートで決定がひっくり返ったってわけじゃないと思いますよ。もっと大きいうねりが社内であったようです」
「(まあ昔っから社内では、『朝日新聞のことを知りたければ文春・新潮を読め』ってよく言われたもんです。社員の知らない会社の話が満載)」

とツイート。社内で何らかの大きなうねりが起きており、それがまた週刊誌に報じられる可能性をほのめかした。


 

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コメント
 
01. 2014年9月05日 12:00:08 : TCwCktZZpU
こうやって朝日を熱狂的にバッシングするメディア連中は、
この騒動がコントロールできると思ってるのだろうか。
もしこのバッシングがさらに熱を帯びて朝日が潰れれば、
戦後マスコミの体制が崩れることとなり、大手メディアの崩壊につながるかもしれないとは
夢にも思ってないのだろうな。

まぁメディア連中は同業叩きをもっと派手にやって共倒れすればいいよ。


02. 2014年9月05日 12:03:58 : YxpFguEt7k
「うちの会社も官僚的な体質があるが、主筆とか社長とかトップの鶴のひと声で軍隊のように一糸乱れずに動くこともできない。だからこそ情報が漏れ、現場が声を上げる。つくづく危機管理には向かない組織と思うが、これはこれでいい、と思う」

沢村氏の意見に賛成です。だからこそ言論機関としての信頼が保てたと思っています。自浄能力を失った読売、産経にはムリですので。


03. 2014年9月05日 12:16:24 : Usw9iAwgzw
朝日新聞はなぜ池上彰氏のコラムを拒否したのか --- 池田 信夫
アゴラ 9月4日(木)14時30分配信

問題の池上氏のコラム(http://digital.asahi.com/articles/ASG935H4GG93UPQJ008.html)が掲載された。内容は当たり前のことを書いているようだが、朝日が認めたくないことが書かれている。

“[吉田]証言に疑問が出たのは、22年前のことでした。92年、産経新聞が、吉田氏の証言に疑問を投げかける記事を掲載したからです。こういう記事が出たら、裏付け取材をするのが記者のイロハ。朝日の社会部記者が「吉田氏に会い、裏付けのための関係者の紹介やデータ提供を要請したが拒まれたという」と検証記事は書きます。この時点で、証言の信憑性は大きく揺らいだはずです。朝日はなぜ証言が信用できなくなったと書かなかったのか。”

これは(私も含めて)多くの人が指摘している重要な疑問だ。「従軍慰安婦、消せない事実 政府や軍の深い関与明白」と題する1997年3月31日の記事はこう書く。

“済州島の人たちからも、氏の著述を裏付ける証言は出ておらず、真偽は確認できない。吉田氏は「自分の体験をそのまま書いた」と話すが、「反論するつもりはない」として、関係者の氏名などデータの提供を拒んでいる。”

わかりやすくいうと、こういうことだ:「日本軍が女性を誘拐した」という情報の売り込みがあった。しかし取材したら、裏が取れなかった。いくらおもしろい話でも、裏の取れない話は記事にしない。特に犯罪のからむ誤報については、事後的に判明した場合も訂正を出すのが報道のルールだ。これがもし「吉田清治が女性を誘拐した」という記事だったら、誤報と判明した段階で訂正を出すだろう。

ところが17年前に、朝日はそれを知りながらごまかし、「真偽は確認できない」と書いた。誤報で名誉を毀損された被害者が特定の個人ではなく、日本国民だったからだ。この問題は、いま一部の人々が準備しているように、名誉毀損訴訟の対象になりうる。

これは朝日の主張のコアにかかわる。先月28日の記事(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51909842.html)でも朝日がくり返し主張しているのは、「吉田証言を報じた記事を取り消しても河野談話はゆるがない。本質は強制連行ではなく女性の人権だ」という主張だ。

しかし池上氏が指摘しているように、今回の記事は事実関係の検証だから、なぜ1992年に誤報だとわかった強制連行を訂正しなかったのかということが本質である。この22年間に、この問題をめぐって日韓関係が紛糾したとき、訂正するチャンスは何度もあったのに、なぜ今回の記事でも、取り消したのに謝罪しないのか。それは謝罪したら、木村社長の進退問題になるからだ。週刊文春(http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4325)によれば、彼は

“長年にわたる朝日新聞ファンの読者や企業、官僚、メディア各社のトップ、ASA幹部の皆さんなど多くの方から「今回の記事は朝日新聞への信頼をさらに高めた」「理不尽な圧力に絶対に負けるな。とことん応援します」といった激励をいただいています。「慰安婦問題を世界に広げた諸悪の根源は朝日新聞」といった誤った情報をまき散らし、反朝日キャンペーンを繰り広げる勢力に断じて屈するわけにはいきません。”

と徹底抗戦を宣言している。本当は、悪いとは思っていないのだ。池上氏のように取り消した記事について謝罪するよう求めることが、なぜ「反朝日キャンペーン」なのか。木村氏は記者会見して、本質が誤報ではなく「女性の人権」であることを説明する義務がある。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140904-00010001-agora-soci


04. 2014年9月05日 12:29:38 : YylixLkL5Y
せいざいやっていなさい。

日本のマスメディアはしょうもないことばかり大ニュースとして取り上げるとの評価が世界中に広まるだけ。

こんな証言一つを否定しても軍の占領下で大々的に行われていたことが否定できるわけでもないし、日本以外の人の見方が変わるわけでもない、そうだと思うならどこかの国の主要メディアが朝日攻撃に参加しているところを一つでも挙げてみてくれんかの。

戦前の日本が誇るべきところはほかにたくさんある。朝鮮半島、台湾で社会資本の建設に力を尽くした人、初等教育の充実に努力した人、戦争では有色人種で唯一緒戦で西欧諸国を次々打ち破り西欧の不敗神話を打ち砕いた人たちがいる。

従軍慰安婦がいなかった、南京大虐殺がなかったなどのうそをいつまでもがなり立てることこそ日本の評判を落とすもの。


05. 2014年9月05日 12:33:35 : RCbun4ZBTg

 池上が どうした って〜〜のよ
 池上は 何か「新しい事」作って 社会に貢献したのかよ〜〜

 単に 頭のデカイ 予備校の先生みたいなのが 国民を教育する???
 国民洗脳の テレビ予備校の 人気教師!!

 池上では 多くの御用学者と 何の変わりも無い そもそも 時の政府を
 斬新な切り口で 批判出来なければ 

 ジャーナリストでもない 学校の先生でもない 単なる 電波芸者
 
 


06. 2014年9月05日 12:34:13 : RCbun4ZBTg

 消えろ 池上
 

[32削除理由]:無意味
07. 2014年9月05日 19:10:05 : KzvqvqZdMU

朝日沈没は、「戦後レジーム」の崩壊の始まり、かな。

GHQの衣鉢を受け継ぐ朝日論調(日本=悪玉、米軍=解放軍)の崩壊。



[32削除理由]:削除人:アラシ

08. 2014年9月05日 23:53:15 : XYpotKjYLU
自社批判ツイートって、
戦後に多くの人が「あの戦争には反対だった」と言い出したのの現代版ですね


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