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2014-09-05 10:02:35
大臣としての仕事初めの9月4日、小渕経産相は各新聞社のインタビューに答えて、「原子力規制委員会の判断を尊重して、(原発)再稼働を進める」と述べました。さっそく、経産官僚に取り込まれ、原子力ムラに原発再稼働を誓う姿を臆面もなくさらしました。おんぶにだっこでいいように振り付けされています。それを、恥ずかしげもなく丸出しする情けなさ。
もともと安倍という男が、原発をできるだけスムーズに再稼働させたいと考え、白羽の矢を立てたのが人気のある彼女でした。経産官僚にとっても、いじりがいがあるようです。嬉々としてご進講におよぶ役人連中。
ところで、この優子さん、政治家としてどんな抱負経綸をお持ちなのでしょう。経産大臣を務めるというのなら、この難しい時代に、経済をどれほどの手腕をもってかじ取りするというのでしょう。
「小渕優子のブログ」で検索すると、驚いたことに、「小渕優子 オフィシャルブログ」しか出てこず、それも最後に書き込まれたのは2年ほど前の2012年12月。
どこを探しても、政治家としてめざす政策、あるいは政治的な哲学や信念は見あたりません。ましてや原子力に対してどんな考え方を持っているのか、憲法についてはどうかなど、まったく分かりません。
分かったのは、自民党のご老人たちにかわいがられていること、なかでも青木幹雄・元参院会長が後見人役的にひかえていることでした。なんでも「初の女性総理」として育てているのだとか。
それならなおさら、どんな抱負経綸を持っているのか、広く知ってもらわなければならないはずです。ところが、本当に何もありません。
小渕優子さんは、二児の母親です。フクシマでは、子どもの放射能被爆を恐れる母親が、疎開もできず悩んでいます。その母親たちの気持ちに、誠意のある政治家として寄り添うなら、簡単に再稼働など口にできるはずがない。
しかし、安倍という男自体が、口でいうことと実際にすることとがこれほどかけはなれているのも珍しい。口では耳触りのいいことを吐き散らし、実際にはそれと矛盾することを平気でやってのける。巧言令色すくなし仁。
今は若いけれど、安倍というおとこなどのやり方を見て、次第に悪に染まり、そうした点だけは立派に育つのでしょう。
ただ考えてみれば、そうした政治家を投票で選んでいるのは有権者です。そうした政治風土をいつまでも許しているのも、有権者です。
沖縄の知事選、日米防衛ガイドライン、来春の統一地方選、荒れる通常国会などを経て、来年夏にも総選挙が行われるかもしれない情勢となってきました。悔いの残らない選挙にしたいものです。
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