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政権崩壊の“戦犯”が復活/(C)日刊ゲンダイ
“お友達”が返り咲き 首相が塩崎恭久氏を再入閣させたワケ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153115
2014年9月5日 日刊ゲンダイ
今回、男性議員で初入閣したのは5人いる。全員、典型的な“滞貨一掃”“派閥順送り”組だ。そのうち、西川公也農相(71・二階派)、江渡聡徳防衛・安保相(58・大島派)、竹下亘復興相(67・額賀派)、望月義夫環境相(67・岸田派)の4人は派閥のナンバー2、事務総長だ。
「今年6月、派閥の事務総長会議が5年ぶりに開催されました。議題はもちろん、内閣改造人事。8月にも会議が開かれた。自分たちがいかに希望のポストにありつくかで手いっぱいで、中堅・若手のことまで考える余裕はなかったようです」(自民党中堅議員)
麻生派では、森英介事務総長がすでに閣僚経験があり、当選8回の積み残し組だった山口俊一沖縄・北方担当相(64)にお鉢が回ってきた。名前を聞いてもピンとこない地味な顔ぶれなのは当然だ。
■政調会長代理の苦労に報いるため
再入閣は、石破茂地方創生相(57・無派閥)と塩崎恭久厚労相(63・岸田派)。片や宿敵、片や安倍の“お友達”だ。それにしても、第1次政権であれほど“お友達内閣”と批判されたのに、よくも塩崎氏を厚労相に就けられたものだ。
「今回も、入閣させれば批判を受ける可能性があり、総理は最後まで迷っていた。ただ、官房長官まで務めた塩崎さんは、政調会長代理として、1年8カ月も黙って高市政調会長のお守りをしてきた。その苦労に報いたいという総理の“厚い友情”です」(官邸関係者)
やっぱりお友達人事じゃないか。改革派というが、塩崎氏は東大―日銀というエリート臭が鼻につき、すぐに相手を怒鳴るので有名。政界でも安倍氏以外に“お友達”がいないような男だ。GPIFの株式運用にも積極的な塩崎氏の発想は、典型的な新自由主義。国民目線の改革なんて、望むべくもない。混合診療の導入や弱者切り捨ての社会保障改革で、国民生活も年金制度もメチャクチャにされてしまうだろう。
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