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石原派は登用ゼロ/(C)日刊ゲンダイ
「大幅改造」の期待外れ…入閣待望組50人超が“反安倍”に回る
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153117
2014年9月5日 日刊ゲンダイ
各派閥のバランスを考慮した改造人事は、古い自民党に先祖返りした感があるが、石原伸晃前環境相(57)がはずれ、完全に干されたのが石原派だ。閣僚だけでなく党役員にも誰ひとり入らなかった。
「石原氏が来年の総裁選に出てくることはないから、気を使うこともないし、潰す必要もない。もう安倍首相の眼中にないということです。そういうところはドライですね」(政治評論家・有馬晴海氏)
石破グループからも本人以外に登用はなかった。
今回の内閣改造で党内の“不満分子”“反安倍勢力”が一気に膨れ上がったのは間違いない。衆院5期、参院3期で“大臣適齢期”とされる入閣待望組は衆参合わせて約60人いたが、待望組からの初入閣はわずか6人。結果、50人以上が不満をため込んでいる。安倍首相が当初、「大幅改造」とブチ上げて期待を高めた分、落胆も底なしだ。
待望組のひとりは「稲田とか高市とか、総理の覚えがめでたいヤツだけが日の当たる場所を歩く。同じ顔ぶれが役職を替えて、何度もぐるぐる登場するのは、『回転ドア人事』と酷評された民主党政権と同じじゃないか」と苛立ちをあらわにした。政治ジャーナリストの山田厚俊氏が言う。
「首相の言う『実行実現内閣』を遂行するにふさわしい陣容ならば納得もできるでしょうが、ビジョンがまったく見えません。女性活用と言いながら、小池百合子氏や野田聖子氏が入らなかったのは、単純に好き嫌いの問題でしょう。当選6回の平沢勝栄氏や河野太郎氏が処遇されなかったのも同じことで、結局は好き嫌いで決めているとしか思えない。これでは政権を私物化しているといわれても仕方ありません。この人事は党内に大きな禍根を残した。閣僚の失言や支持率低下をきっかけに、一気に不満が噴出する可能性があります」
党内のガス抜きのための改造で、かえってガスをため込んでいれば世話はない。
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