http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/766.html
Tweet |
また荒れ模様?/(C)日刊ゲンダイ
“ご祝儀”で急騰も…麻生&甘利大臣の留任で失望売り懸念
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153090/1
2014年9月3日 日刊ゲンダイ
2日、日経平均は大幅続伸した。一時は前日比260円高となる1万5737円まで跳ね上がり、終値は1万5668円と約7カ月ぶりの高値をつけ、3日もその流れが続いている。
改造“ご祝儀相場”だが、「いまは材料難なので、改造をサカナに盛り上がっているだけ」(市場関係者)という。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)改革に前向きな塩崎恭久政調会長代理が、厚労大臣で入閣するので、それを材料にしているのだ。
「GPIF改革が前進し、株式の大量買いが実現すれば、株価の大幅アップが期待できます。2日は円安効果も大きかったですが、塩崎氏の入閣で日経平均は上昇したといえます」(ちばぎん証券アナリストの安藤富士男氏)
とはいえ、これは一時的。マーケットの最大の関心事は、ここへきて海外メディアが相次いで“失敗”と指摘するアベノミクスの行方だ。
■注目は日銀金融政策会合とECB理事会
「アベノミクスの舵取り役ともいえる財務相と経済再生相に市場は注目します。人選を誤ると、マーケットは失望し、波乱含みとなります」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)
と言われてきたが結局、麻生財務相、甘利経済再生相の留任だ。
「現状維持なので、海外の機関投資家をはじめマーケットはガッカリです。ただでさえ9月相場は毎年荒れ模様。程なく失望売りが出るでしょう」(証券アナリスト)
日銀は3日、4日と金融政策会合を開催する。ECB(欧州中央銀行)の理事会も4日に開かれ、利下げ観測が根強く流れる。市場が真に注目しているのは、こっちである。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK170掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。