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貧困の構造
http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/756.html
投稿者 天橋立の愚痴人間 日時 2014 年 9 月 03 日 14:07:35: l4kCIkFZHQm9g
 

以下は別のサイトに投稿しているもので、データーは少し古くなってしまいましたが「貧困の構造」の一端を示す統計をあげます。
折しも安倍第二次内閣が発足しました。
アベノミクスとやらが、我が国の「貧困の構造」に対して何をしようとしているか理解する為に少しは参考になれば良いと思いました。

http://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1101&l=1-

<ここに人口減少県の推移を上げる。>

1920〜25年   2
1925〜30年   0
1930〜35年   3
1935〜40年   22
1940〜47年   3
1947〜50年   1
1950〜55年   7
1955〜60年   26
1960〜65年   25
1965〜70年   20
1970〜75年   5
1975〜80年   0
1980〜85年   1
1985〜90年   18
1990〜95年   13
1995〜00年   24
2000〜05年   32

これは人口が流出した都道府県の数であり、人数をあらわしているものではない。
年配の方ならこれが示す意味を御分かりでしょう。

1955〜70年の時代は、それこそ我が国の経済も行け行けドンドンの時期であり、都市部の人手不足を解消するため、都市部で働くために人口の大きな移動が続いた。
ところが、1985〜現在に至る都市部への人口の集中は、我が国の生産体制が海外へシフトを始めた時期であり、労働を求められて移動していた時代と様相が異なる。
さらに、地方からの人口の流出は年々激しい勢いで増している。
2000〜05年に至る過程は異常な数値となっている。

これが意味するところは、1985年頃に起きた「前川レポート」の論理に基づいて、この頃から地方の切捨てが始められ、地方で職がない人が、都市部を頼って流出した事になる。
都市部でネットカフェに宿泊する人間や、公園を住居にする人たちが目立ち始めた頃とも一致する。

ワーキングプアは現実に存在するのである。
5年に一度、国政調査を行いこのような統計も掴みながら、政策に何の反映もしてこなかった、自民党政権の本質は、年金問題に留まらず斯くのごときものである。
都市部のタクシーが異常に増え、少ない給料で働く運転手のことなどを、規制緩和の影響などと、話をそらして平然としている奴等を一刻も政権に留めておくことはならないのだ。


<失業率>

http://news.livedoor.com/article/detail/4234552/

現在日本の完全失業者は325万人、労働人口を6500万人として5%と言う事になります。
しかしながら、不況の折、余剰人員が607万人いると言う新聞報道がありました。

これを足すと932.万人が事実上働く場所がない事になります。
失業率は14.3%に上がることになります。
景気が回復しなければ、具体的に言えば輸出が拡大しなければ、さらに具体的に言えば、中国、インド、韓国との競争に負けなければ、失業率は5%内外で維持できるでしょう。
もし、そうでなければ、10%になる日も近いということであります。

政府は景気、景気と言っていますが、国内の生産力と消費の関係からすれば、余剰労働力がこれ程出ていることは確実なのであり、その解決を輸出に求める事は如何にも不安定で将来安心できるものではないのです。

生産技術の高度化と産業の構造変化などに根本的に対応した施策が必要であるのです。
一方で少子化の影響で我が国は労働力不足となるような事を言って必要な施策がないことを誤魔化しています。
少子化などの影響は、団塊の世代の退職により一時的なもので、人口が減れば当然、消費市場も減るので全体としての就労問題に変わりはないのです。

また労働者の環境の問題もあります。

ワーキングプアーと言う言葉が出てきて久しいが、その実情を政府発表の統計で見てみましょう。

(平成14年)統計は労働人口を4500万人としている( )内は実際の6500万人に換算しています。

年収 200万円以下の人   850万人(1224万人)
年収 300万円以下の人   1556万人(2240万人)

同じく(平成18年)統計は労働人口を4500万人としている( )内は実際の6500万人に換算しています。

年収 200万円以下の人   1002万人(1442万人)
年収 300万円以下の人   1738万人(2502万人)

平成21年度は以下ばかりか、想像されると良いでしょう。
ワーキングプアーは1700万人にも増えているでしょう。
年収を400万円以下にすると、半数が該当してしまいます。

これが日本の実情であり、僅かな給付金政策などで解決できるものではないのです。
大企業の後押しをして景気の指数だけを上げても、格差が広まるばかりで多くの国民生活は益々窮地に追いやられて行くのです。

<平成18年度法人所得都道府県別課税状況(国税庁資料 利益計上法人分)>
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/hojin2006/01.pdf

    総額(単位百万円)一人当り換算(円)
北海道 653,923        116,771 円
青 森 84157         57,364 円
岩 手 112,874        82,389 円
宮 城 353,057     150,237 円
秋 田 74,269          65,724 円
山 形 117,792        98,160 円
福 島 186,491          89,659 円
茨 城 314,998      106,059 円
栃 木 228,300         113,582 円
群 馬 398,833        197,442円
埼 玉 806,914       114,132 円
新 潟 380,693         157,963 円
長 野 346,385         158,892 円
千 葉 635,360       104,672 円
東 京 22,238,757(46.0%) 1,758,000 円
神奈川 1,877,161(3.9%)    212,589 円
山 梨 206,759        234,953 円
富 山 248,804        224,147 円
石 川 216,499        185,041円
福 井 138,853        169,332 円
岐 阜 353,558        168,360 円
静 岡 798,603        210,713 円
愛 知 4,621,626(9.5%)   633,099 円
三 重 230,105    123,050 円
滋 賀 198,120        143,565 円
京 都 980,635        371,452 円
大 阪 5,932,830(12.3%)    673,419 円
兵 庫 1,071,437(2.2%)     191,670 円
奈 良 101,257         69,354 円
和歌山 121,926        119,535 円
鳥 取 48,874         81,456 円
島 根 52,776         72,295 円
岡 山 336,470        172,548 円
広 島 674,520        235,024 円
山 口 304,003      205,407 円
徳 島 141,368        176,710 円
香 川 210,093       210,092 円
愛 媛 263,577       180,532 円
高 知 67,945        87,108 円
福 岡 1,175,089(2.4%)    232,690 円
佐 賀 92,189        107,193 円
長 崎 134,211         91,925 円
熊 本 158,496        86,609 円
大 分 141,611       118,009 円
宮 崎 95,624       83,880 円
鹿児島 166,358       95,608 円
沖 縄 161,877       119,027 円

合 計 48,253,363   402,111 円

これで見ていただければ、我が国の法人税の半分くらいは東京の企業に集中していることがわかります。
これに京阪神、名古屋を加えると、全国の法人税の70%はこれら数県の都市部の企業が納めています。
後の30%を圧倒的多数の地域の企業が納めているのです。

元々、都市部と地域では差があったのですが、現代の特徴は、その格差が広がると共に、都市部の企業の収益が輸出による部分が大きく、またその生産ラインも海外を拠点にしているので(多くの大企業の海外生産率は約40〜50%)。都市部の企業の経済活動が活発と言ってもそれが地方に波及することはありません。

また都市の中でも好調な企業と、グローバル化に乗り遅れ困窮している企業の差は広まっています。
地域の様子も同じでして、小規模な収益より上げていない県でも、さらにその地域の中心部と過疎地域では格差が広がっています。

我が国の富の分布はこれくらい酷い偏りを示していて、これを是正せずに根本的な改革などは出来ないのです。


<所得別世帯数の整理(平成18年)>

100万円以下       6.0(%)
100〜200万円      11.9
200〜300万円      11.8
300〜400万円      12.7
400〜500万円      10.9
500〜600万円       9.7
600〜700万円     8.2
700〜800万円     5.9
800〜900万円     5.3
900〜1000万円     3.3
1000万円以上     14.3

これは世帯別の集計なので、所得の少ない家庭ほど、夫婦が真剣で働いているはずである。
個人の年収では200万円以下、詰まり月収15〜20万円で働いている人間が相当いることになります。

それに引き替え、公務員は地方公務員でも軒なみ年収600〜700万円となります。
国家公務員、特殊法人ともなると700〜800万円と聞きます。
かつ、年収が多いほど、福利厚生や老後の生活も手厚く保障されています。
税金を使ってこの様な状況になっていることは、如何様に考えても納得できません。

なを、かつ、この統計は5年前のものです。
事態はさらに深刻になっているでしょう。

<国税庁発表の申告所得金額及び平均税額(平成23年度)からのデータを参照してください。>

http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/shinkokuhyohon2011/pdf/gaiyo.pdf

年収 100万円以下      8.1%
同 100〜200万円      24.8%
同 200〜300万円      20.0%
同 300〜500万円      19.5%
同 400〜1000万円      16.3%
同 1000〜2000万円      7.5%
同 2000〜5000万円      3.1%
同 5000万円以上       0.2%

我が国の労働人口を6500万人とすれば、

年収 100万円以下      526万人
同 100〜200万円      1612万人
同 200〜300万円      1300万人
同 300〜500万円      1267万人
同 400〜1000万円      1059万人
同 1000〜2000万円      461万人
同 2000〜5000万円      201万人
同 5000万円以上       13万人

実際の所得税納税額

年収 100万円以下      0.1%
同 100〜200万円       1.1%
同 200〜300万円       1.8%
同 300〜500万円      12.9%
同 400〜1000万円      22.2%
同 1000〜2000万円      29.7%
同 2000〜5000万円      13.8%
同 5000万円以上      14.4%


如何でしょうか。すでに我が国の人の1/3はワーキングプアーであり、かつ、半分くらいの国民は所得税も納めていないのです。
要するに、上位半分くらいの国民の御蔭で日本と言う国に住まわせていただいているようなものです。

このような状況で、国の政策、政治と言うものが、上位半分くらいを向いて施行されている事が納得出来るでしょう。
東京オリンピック景気に浮かれているのは、6000万人の皆様だけでありますが、オット、どっこい、半分を切り捨てても、後の半分、6000万人でも世界で言えば確たる大国なのです。

我が国のサラリーマンの平均給与、470万円、公務員の平均年収(退職金は含まない)が600〜750万円と言うことが、何を指しているのかが判るでしょう。


 

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コメント
 
01. 天橋立の愚痴人間 2014年9月03日 15:21:16 : l4kCIkFZHQm9g : EcamQDaOzw
続きのダータ

<産業別年収>

これは平成20年頃の産業別年収の比較です。
平均年代は40〜45歳です。

1位 電気・ガス・熱供給・水道業       692万円
2位 情報通信業               640万円
3位 教育、学習支援業            615万円
4位 金融業、保険業             607万円
5位 学術研究、専門・技術サービス業     597万円
6位 鉱業、採石業、砂利採取業        507万円
7位 不動産業、物品賃貸業          487万円
8位 製造業                 485万円
9位 建設業                 465万円
10位 複合サービス事業            460万円
11位 卸売業、小売業             455万円
12位 医療・福祉業              420万円
13位 運輸業、郵便業             420万円
14位 サービス業(他に分類されないもの)   368万円
15位 生活関連サービス業、娯楽業       356万円
16位 宿泊業、飲食サービス業         322万円

これでびっくりされてはいけません。

国家公務員     662万円
地方公務員     728万円
警察官       813万円
税務署員      739万円
特別行政法人職員  732万円

まず、NHKが公表している決算書に記されている給与決算額を、職員数(出向者数を除く)で割ると、職員一人あたりの人件費は1,234万円となります(H.17年度)。また、NHK側の「公式発表」によると、2012年時点で職員の平均年収1185万円とされています


02. 天橋立の愚痴人間 2014年9月03日 15:33:24 : l4kCIkFZHQm9g : EcamQDaOzw
消費税を8%にしたと言うことは、どういう事になるのか。

本文で示した階層別所得税額が、どのように変わるかです。

>実際の所得税納税額

年収 100万円以下      0.1%
同 100〜200万円       1.1%
同 200〜300万円       1.8%
同 300〜500万円      12.9%
同 400〜1000万円      22.2%
同 1000〜2000万円      29.7%
同 2000〜5000万円      13.8%
同 5000万円以上      14.4%

これに対して平成230年度の歳入を見てみましょう(消費税は8%で計算)


      (平成23年歳入の部)→(消費税UP、法人税減税後)

1 租税及印紙収入   42兆300億円 →50兆1000億円

(租税内訳)
 所得税      13兆4000億円 →13兆4000億円(据え置き)
 消費税      10兆2000億円 →22兆7000億円
 法人税       8兆8070億円 →5兆5000億円
 その他       8兆5670億円 →8兆5670億円(据え置き)
(その他内訳)
 揮発油税     2兆6484億円
 相続税      1兆4744億円
 酒税       1兆3693億円
 タバコ税     1兆315億円
 関税        8742億円
 石油石炭税     5191億円
 自動車重量税    4477億円
 その他       3987億円

印紙税収入     1兆570億円→1兆570億円

これに対して個人税の負担割合

我が国の労働人口を6500万人とすれば、
                     (所得税)+(消費税負担)=合計(個人税負担)

年収 100万円以下      526万人   150億円+1兆8500億円=1兆8650億円
同 100〜200万円      1612万人  1600億円+5兆7000億円=5兆8600億円
同 200〜300万円      1300万人  2550億円+4兆5900億円=4兆8450億円
同 300〜500万円      1267万人  1兆8000億円+4兆4700億円=6兆2700億円
同 500〜1000万円      1059万人  3兆1000億円+3兆7200億円=6兆8200億円
同 1000〜2000万円      461万人  4兆1500億円+1兆6200億円=5兆7700億円
同 2000〜5000万円      201万人  1兆9500億円+7000億円=2兆6500億円
同 5000万円以上       13万人  1兆9000億円+500億円=1兆9500億円

(注)消費税負担は、年収の多寡にかかわらず同じ比率で負担するものとして計算した。
年収階層別税負担率は驚くなかれ、下記の様になる
最初の % は所得税だけの場合を現しています。


年収 100万円以下      0.1% →5.17%
同 100〜200万円       1.1% →16.24%
同 200〜300万円       1.8% →13.43%
同 300〜500万円      12.9% →17.37%
同 500〜1000万円      22.2% →18.89%
同 1000〜2000万円      29.7% →15.98%
同 2000〜5000万円      13.8% →7.34%
同 5000万円以上      14.4% →5.40%


驚かれるでしょう。
将来消費税は15%を目指して上がるでしょう。


03. 2014年9月03日 16:02:27 : mDPbKgi0ZM
天橋立の愚痴人間様
 詳細なデータをいつもありがとうございます。
素朴な個人的な疑問ですが、公務員人件費は給与、退職金引当、年金保険料負担、ボーナス、福利厚生、お仕着せ制服など諸費用を合算すれば年間1000万はかかると思いますが、ある調査によると公務員等準公務員を入れれば税金で賄う職員は国地方特殊法人等600万人は居ると想像しますが、これだけで人件費は60兆円かかります、国地方総税収70数兆円の大部分は公務員等人件費に懸っているようですが、この辺の実態を研究調査した団体や個人はいないのでしょうか。誤認があればお許しください。

04. 天橋立の愚痴人間 2014年9月03日 16:19:54 : l4kCIkFZHQm9g : EcamQDaOzw
03 さん

そのとおりですね。
つくづく頭にきます。

それから余談ですが、実は私の家内が地元の市長選挙の投票立会人に選ばれ1日中、14時間詰めていました。

もらった手当が9600円です。時間給で言えば685円(最低賃金)です。
選挙のことなのでボランティアと考え奉仕しても良いのですが、同じように選挙の管理に来ていた市の職員の報酬を計算して頭に見て、担当課へ文句を付けてやりました。

計算によると、
当地の市の職員の平均年収は630万円です。
年に250日働くとして日給25000円となります。
基本給に換算して1日20000円と仮にしましょう。

14時間と言うことは、残業が6時間と言う事になります。
20000÷8=2500=2500円×6×1.25(割増し)=18750円の残業代。
プラス、連中には主張手当が別につくのです。
公務員も主張とは市内のどこでも、一定の時間を過ぎると主張となり経費として日額手当が出るのです。
これは交通費、宿泊費など実際の経費としてませんので一律市の条例で規定していまして、全国的に5000〜7000円と言う所です。

で計算しますと、同じように投票所に詰めていて、合計

20000+18750+6000=44750円となるのです。

投票所にいた市の職員などは、家内のような者(2名)が奴隷に見えたでしょうね。

理屈は通っているようですが、その理屈そのものが、可笑しくはありませんか。
公務員とはこのような奴らのことを言い、
大阪市では、水道局の職員などは、雨の日に現場へ出かけるときは、雨降り手当まで取っているそうです。


05. 2014年9月03日 16:31:32 : nJF6kGWndY

>我が国の人の1/3はワーキングプアーであり、かつ、半分くらいの国民は所得税も納めていない

これは過大だが、将来的には、少子高齢化で非労働人口が、国民の1/3を超える


何度も言っていることだが

これに加え、地政学リスクや、成長する新興国による非効率な資源の膨大な消費とインフレが加わる


よほど産業構造を改革し、科学技術の加速などで

あらゆる産業の生産性を上昇させなければ

税や年金、生活保護などで、どう再分配しようと、

大部分の国民の生活水準は急速に低下し続けていくことになる


06. 天橋立の愚痴人間 2014年9月03日 16:44:37 : l4kCIkFZHQm9g : EcamQDaOzw
>これは過大だが、将来的には、少子高齢化で非労働人口が、国民の1/3を超える

05さん

そんなに過大でもないのです。
標題の国税庁発表で年収300万円以下の人は、総労働人口6500万人のうち、3430万人となっています。
年収がすくない人の中には単身者が多くいますので、それなりに所得税は払っているでしょう。

同じく標題の資料で、合計2.8%の所得税を払っていることになります。
逆に、年収300万円以上の人の中にも所得税を払っていないものもいるはずです。

ですので統計的に、私が言ったことは成り立っているのです。
これは個人の話ですが、

企業についても同じようなことが言えます。
全国の企業のうち、中小零細企業は、その97%を占めると言い、法人税を払っていない企業の数も大変なものとなっています。

これに対して、安倍のバカ野郎は、企業の法人税は利益に比例して収めさせるのではなく実績(売上)においてかけてしまおうと企んでいます。

企業の消費税のようなものですね。


07. 2014年9月03日 17:16:56 : mDPbKgi0ZM
天橋立の愚痴人間 様
 レスありがとうございました。日本は税金に対する人件費(給与とその他の費用)の占める割合が巨大で、政府は少なく見せることに苦心しています。まず、アメリカ、ドイツなど先進諸国の公務員給与は300万以下で日本の半分です。NHKという実態は偏向国営放送の視聴料という名の放送税や高い通行税(高速道路料金)介護保険というもっともらしい名前の介護税、痛税感を感じさせない巧妙な課税の仕方で実際の国民負担率以上に課税しています。日本は1000兆円以上の借金はこの公務員人件費の削減を断行しない限り消費税では焼け石に水だと思います。国民が、目先の数字でなく実態の大局をつかんでほしいと思っています。

08. 天橋立の愚痴人間 2014年9月03日 17:38:23 : l4kCIkFZHQm9g : EcamQDaOzw
07 さん、重ねてレスありがとうございます。

公務員の給料の話が出たので、関連の資料を貼り付けます。


c▼市長、市議 給与日米比較(埼玉との比較)

      議員定数   市長給与   市議給与(ドル年額)

さいたま市     71   212,330   134,594(レート106円)

ボルチモア    19    125,000   48,000

ダラス       15   60,000   37,500

ホノルル       9    112,200   43,350

ラスベガス     6    53,422    40,664

ロス        15   177,091  136,222(市長議員とも任期は4年2期に限定)

ニューヨーク     51  195,000    90,000

サンフランシスコ  11   161,538   37,584

Washington, DC   13   138,200    92,520

d▼州知事、議員 給与日米比較(埼玉との比較)

        議員定数 知事給与 県議給与(ドル年額)

埼玉県       94  228,023  148,848(レート106円)

アラスカ     60  75,296    24,012

カリフォルニア   120  175,000   99,000

ハワイ       76   94,780    32,000

メリーランド   188  135,000    31,509

ニ‐ヨーク州   211  179,000    79,500

テキサス     181  115,345    7,200

ユタ       104  100,600   日額120

ウィスコンシン   132  122,406   44,233

年間給与(報酬)額、諸経費や特別議会等に関する追加支給を含まない。

次より

e▼地方議員報酬総計の海外比較

▽地方議員に支払う報酬総額(諸手当を含む)

日本4090億円、アメリカ1115億円、(国土も狭く人口が少ないのに )

▽1人当り県州議員(諸手当を含む)

日本2119万円、アメリカ400万円

▽町村を含めた平均報 日本680万円、アメリカ64万円

▽イギリス、ドイツ、フランスの地方議員報酬は平均すると数十万円

▽スイスは無報酬

次より

f▼スウェーデンの地方議員

「スウェーデンは大きな政府」と言われるが、正確には「小さな中央政府と大きな地方自治体」と言える。

スウェーデンの地方政治家のほとんどが「政治家」とは別にそれぞれの職業をもっている。

つまり、兼業議員が多い。(国会議員は半分がフルタイムで働く)政治家としての給料は、公的な会議へ出席した時間で計算される。

市議会は月に1度、各委員会の会議が毎週あるとしても、政治家だけの給料ではとても生活できない。

出典:『スウェーデンの政治 デモクラシーの実験室』


※ 日本では選挙に出ると言うことは、就職活動をすることになる。

政治は表向きのことであり、いかに自分を雇えば良いかの自己宣伝である。


09. 2014年9月03日 23:08:12 : sNjVTsG8So
仕方ないよな

TPP反対なんだから消費税賛成なんだろ

岩本沙弓 アメリカは日本の消費税を許さない ←検索GO

消費税の増税を許さないと言ってくれているのは、全宇宙でアメリカ政府のみ


10. 2014年9月03日 23:14:39 : sNjVTsG8So
http://www.ahura2.com/14/senkyo161/msg/110.html

こちらも参照


11. 2014年9月04日 16:17:40 : tivI8OUQkI
(国会議員は半分がフルタイムで働く)政治家としての給料は、公的な会議へ出席した時間で計算される。

ということ自体は、スウェーデンでのことかもしれませんが、ただ世界的に見れば、国会議員や地方議員に限らず、公務員でも、民間企業で働く労働者であれ、例えば、政治家であれば選挙が行われ、当選した最初の月が1ヶ月に満たない場合、あるいは、解散総選挙あるいは、議員辞職などにより、最後の月が1ヶ月に満たない場合における議員報酬というのは、日割り計算あるいは派遣労働者やパートタイム労働者と同様の時間精算での支給されるのが、世界の常識であるのは言うまでもありませんよね。
ましてや、選挙で当選して、最初の計算期間が、例えば1週間程度しかないのに、1ヶ月分の議員報酬が支給されるなんて自体、そもそも日本の非常識であるとしか言いようがありませんし、日本国内においても、公務員であれ、雇用形態はとわず労働者全体にしても、このようなことをする企業なんか、何処にもないし、これだけでも、世界的に見れば、恥知らずとしか言いようがないという真実を見破れば、怒りなんていうものを通り越して、聞いて呆れるばかりとしか言いようがありませんね。
日本でも地方によっては、見直されているところはあるのは良いとして、衆議院でも参議院でも、国家議員の皆様が、自らこれを改善していただく必要はあることは言うまでもありませんし、これくらいのことならば、幾らでも出来て当然のことだし、そうでなければ、国民に対して増税を求める資格なんか何処にもないし、この問題の本質にしても、「私たち日本人ならびに日本国における構造的欠陥というものが、根本的な要因であり、私たち日本人ならびに日本国が自ら、これを克服し、これを教訓として再発防止に繋げて行くことこそが、解決すべき課題である」というキャリアカウンセラーから見た、私たち日本人ならびに日本国に対する本質的な見立てに行き着いてしまうことに、国家議員の皆様こそ、十分に肝に銘じて頂きたいとしか言いようがありませんね。


12. 天橋立の愚痴人間 2014年9月04日 16:34:16 : l4kCIkFZHQm9g : NHfGfw3ZY6
>11 さん

NO 4 のコメントで公務員の給料(手当)の仕組みを言いましたが、市会議員も法外な年収を取っています。

議員と公務員は同じ穴の狢であり、互いに都合の悪いことは議会などで取り上げないのです。

これでは改善しようもないですね。
両方とも税金に救うダニみたいなものなのです。


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