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2014-09-01 09:44:52
安倍という男がもたらす土砂災害、全てを巻き込む土石流に私たちは押し流され続けています。
明後日9月3日に行う内閣改造とやらでも、私たち国民のことを真剣に思う組閣は期待できそうにありません。すでに、やれAは安保相だ、やれBは幹事長だ、などと新聞記者連中の野次馬根性がかまびすしく、国民のための政治など埒外に放置されています。
内閣とは、何のためにあるのか。国民の幸せを実現するための政治の担当者で構成されるべきもののはずです。
ところが、実態は「大臣病連中」の在庫をいかに処理するかにウェートが置かれたセレモニーの色彩が強い。あるいは安倍という男の、最近落ち目の支持率を回復するための目先を変える政治ショー。
もっとも、そうとばかりバカにできないのは、安倍土石流のための布陣という一面があることです。
安倍という男がもたらす政治的土砂災害のメニューには、沖縄の辺野古米軍基地の建設をはじめ、年末に予定している日米防衛協力のためのガイドラインに盛り込む準備、つまり集団的自衛権の法整備、特定秘密保護法の適用、TPP(環太平洋経済連携協定)の大詰め処理、さらなる消費税の一段の増税準備など、日本の根幹に関わる重大事がずらりと並んでいます。
そのどれひとつをとってみても、私たちにうえに災害としてのしかかってくるものです。安倍政治は、わたしたちに言論統制を望んでいます。大手新聞の記事内容に干渉し、テレビも民放は電波法の許認可権をちらつかせて、とっくに手中に収めました。
とくに重視したNHKには、籾井勝人というとんちき人間を会長に押し込みました。それだけでは足らず、百田尚樹や長谷川三千子などという時代錯誤人間まで送り込みました。
私たちにはまともな報道が期待しにくくなりました。まともなニュースが提供されないと、判断のしようがありません。次第に、危ない世の中に引きずり込まれつつあります。
本日は、防災の日。どうすれば安倍の土砂災害から身を守ることができるでしょう。
私たちは、お互いに政治的なテーマについて、ざっくばらんに話し合うようにしましょう。自分の考えを話し、ヒトの話を聴くなかでしか、方向性は探り当てられない。納得のいく道は見えてこない。
いまから始めましょう。私たちは残念ながら、政治的なテーマについてざっくばらんに話しをする習慣を持ち合わせていません。政治的なテーマで話をしようとすると、すーっと引かれてしまいます。面と向かって、「政治の話しをするのは、イヤ」と、露骨に敬遠されたりもします。
だけど、安倍の土砂災害から身を守るには、政治的課題について話しをし、行動をすることしかないのではないでしょうか。
本日は防災の日。話し合うという習慣、話し合うという訓練を、防災訓練のひとつに加えましょう。
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