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消費支出の落ち込み、ノー天気な甘利大臣、天気のせいにするな!
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/56805cde64d2286a61b52889c5efdf4c
2014-08-31 19:07:21 いかりや爆氏の毒独日記
総務省が29日発表した七月の二人以上世帯の世帯当たりの消費支出は、28万292円と物価変動を除いた前年同月比で5.9%減となり、消費税8%に引き上げた4月以降4ヶ月連続で消費支出は減少した。
駆け込み需要の反動であるとの言い訳ももう通用しなくなり、甘利経済再生担当大臣は記者会見で、言うに事欠いて、
「天候不順による影響が大きい」として消費の動向を悲観的に見ていないという認識を示した。
ノー天気な甘利大臣、天気のせいにするな!総務省が出している資料をよくみなさい。
総務省は、「1989年の消費税3%導入時、1997年の5%導入時」の場合と今回の8%導入による、消費支出の推移を比較するグラフを示している(下記URLをクリックしてみてください)。
総務省<家計調査>[追加参考図表1]:過去の消費税導入時との比較
http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_rf1.pdf
明らかに過去2回の場合と比較して、様相が異なる。過去2回の消費税の場合は、消費税の重みを消化している姿がみえるが・・・。
今回は、消費税増税による影響がはっきりみてとれる。収入が低下している上に、物価は上昇(消費者物価14ヶ月連続して上昇)、その上に消費税の増税だから、影響は深刻であるのは当たり前。消費支出はGDPの60%を占めるのだから、景気はよくなるわけがありません。
その一方で報道各社によると、2015年度の一般会計の概算要求額は、過去最大、初の100兆円超の101兆7千億円になったことを報道している。
消費税増税に当たっては、散々緊縮財政だとか、均衡財政だと言っていたのは一体何だったのか、ウソだった(笑)。
国の借金が1000兆円を超え、主要国で最悪の財政状況の中で、彼らのいう財政規律もウソだった。
これでは、国の借金は減るどころか増大するばかり、消費税増税分は「すべて社会保障に」というのもウソだった。
消費税は、低所得者ほど負担が重く、大企業(輸出企業には輸出還付金)にやさしく、中小企業に厳しい。
来年度は、日本の経済状況はより深刻なものになるだろう。
日銀の国債買取・保有額は今年3月末の時点で約200兆円に膨らんでいる。黒田総裁は、超金融緩和策にかこつけているがウソだった、真実は償還期限の迫った国債の日銀の買い取りである。
財務省も二重帳簿(特別会計)のウソでごまかし、蛇足だが、最高裁までも犯罪行為(検察審査会の議決の捏造)まで仕出かすお国柄となっている。
日本はウソで固めた体制になっている。
行き着くところまで行き着いた感があり、こんな体制がいつまでも続くとは思えない。
砂上の楼閣は或時、突然カタストロフィ的に崩壊し、ハイパーインフレが起きるだろう。
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