http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/625.html
Tweet |
【今日の赤旗】(本紙パリ電)国連人種差別撤廃委員会は29日、日本における人種差別撤廃条約の順守状況に関する「最終見解」を発表し、人種や国籍で差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)への法規制を日本政府に勧告した。旧日本軍「慰安婦」問題への対応も不十分だとして、謝罪と補償を求めた。
― 赤旗政治記者 (@akahataseiji) 2014, 8月 30
国連差別撤廃委/ヘイトスピーチ 法規制を/日本政府に勧告 「慰安婦」謝罪など要求
「しんぶん赤旗」 2014年8月31日 日刊紙 1面
【パリ=浅田信幸】国連人種差別撤廃委員会(ジュネーブ)は29日、日本における人種差別撤廃条約の順守状況に関する「最終報告」を発表し、人種や国籍で差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)を法律で規制するよう日本政府に勧告しました。また旧日本軍「慰安婦」問題への対応も不十分だとし、謝罪と補償を求めました。
最終見解は、右翼団体の街頭宣伝活動でのヘイトスピーチの広がりや、公職者、政治家による人種差別言に懸念を表明。@街宣やインターネットを含むメディアでの差別的行為・表現に対する厳正な対応A差別行為にかかわった個人と組織への捜査と訴追Bヘイトスピーチを広げる公職者と政治家の処罰C教育などを通じた人種差別問題への取り組み―などを勧告しました。
同時に、ヘイトスピーチ対策を、その他の抗議行動などを規制する「口実にしてはならない」とくぎを刺しています。
人種差別撤廃条約は差別を助長する表現を「犯罪」と定義し、処罰立法措置を義務付けています。ただ日本政府は「表現の自由」を保障する憲法との整合性を考慮すべきだとして、履行を留保しています。最終見解は留保の取り下げを要請しました。
「慰安婦」問題では、日本政府による実態の認識や被害者への謝罪、補償が不十分だと懸念を表明。@人権侵害の調査を終え、侵害に関与した責任者の処罰A真摯(しんし)な謝罪と適切な補償による「慰安婦」問題の永続的解決B「慰安婦」問題を否定する試みの糾弾―を日本政将に求めました。
人種差別撤廃委員会による対日審査は2010年以来、4年ぶり。
(*本文中の赤字は記事にはありません。)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK170掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。