http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/611.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201408/article_30.html
2014/08/30 23:06
先日、原発訴訟裁判で、大飯原発の再稼働差止め裁判、福島原発による焼身自殺の裁判において、地方裁判所は住民側の勝訴となっていた。今度は、函館市が提訴している大間原発建設差し止め裁判の公判が始まったらしい。その裁判の内容が分かってきた。その情報は新聞ではなく、初めて聞く「週間金曜日」という情報紙からである。所謂、新聞マスコミが報道しないのが大いに気にかかる。
その内容を見てガッカリする。判決を聞く前に敗訴を予想してしまう。その記事を読むと、裁判長が「意見陳述」を認めず、しかも「鈴木尚久裁判長が薄ら笑いを浮かべていた」そうだ。それを読んで、鈴木裁判官は完全に体制派の裁判官であることがわかる。同じ体制派の裁判官でも、もう少し頭が良ければ、意見陳述を聞いてからダメ出しをするはずであるが、これはこの記事を読めばダメそうな感じである。
世の中、必ずこんなトンデモ裁判官がいる。高等裁判所に控訴しても、上級裁判所に行くほど体制派になる傾向がある。今回の裁判官は、安倍政権側の裁判官であるような気がする。くじ引きでババを引いたようなものである。国民は大間裁判の勝訴を支持している。
「大間原発」訴訟で鈴木裁判長――意見陳述認めず閉廷
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=4638
「鈴木尚久裁判長は薄ら笑いを浮かべていました。原告住民側の森越清彦弁護士が、笑うところじゃないでしょ、とたしなめたほどです」と原告の一人は語気を強める。7月18日、北海道・函館地裁で開かれた口頭弁論での出来事だ。
電源開発大間原発(青森・大間町)の建設差し止めなどを求め、函館の「大間原発訴訟の会」(竹田とし子代表)が国と電源開発を相手に起こした訴訟で、提訴以来12回の口頭弁論すべてで行なわれた原告による意見陳述を、鈴木裁判長が認めず、傍聴席が騒然とするなか弁論途中で閉廷した。
森越弁護士らによると、鈴木裁判長が冒頭「意見陳述の機会は設けない」と通告、原告住民側が理由を再三尋ねたが、鈴木裁判長は「回答の必要を認めない」などと拒否した。原告側は「裁判長による裁判の進め方は違法かつ不当だ」とする異議などを10回近く申し立てたが、鈴木裁判長らは却下。約1時間の予定だった口頭弁論を約20分で打ち切ったという。
大飯原発の運転を差し止める判決を出した福井地裁では、原告住民の訴えに真摯に耳を傾けていたという。前出の原告は「鈴木氏は、裁判途中の2012年4月に東京地裁から赴任。住民の訴えを切るために送り込まれた、との憶測すら流れています」と話す。
『裁判官の品格』(現代人文社)の著者、池添徳明さん(ジャーナリスト)は「鈴木氏は千葉地裁時代、検察寄りで有名な上司に仕えていたので、その影響を受けている可能性は高い。訴訟指揮と判決内容はもちろん一致しませんが、栄転するかどうか、次の異動先が決まる正念場だと思います。最高裁事務局や地裁所長らの目は気になるでしょう」と分析する。
函館地裁で揉めた時間があれば意見陳述は十分可能だったはずだ。福島第一原発による深刻な被害を経てなお、住民の声に耳を貸さない裁判官はどこを見ているのか。
(伊田浩之・編集部、8月1日号)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK170掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。