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2014年08月30日
石破茂の自民党の論理、自己中心的な決断は、彼の政治生命を失ったに等しい判断ミスだった。筆者の推論を繋ぎあわせると、安倍政権は6か月以内に潰れる。石破に禅譲などと云う菅官房長官のオベンチャラを信じた石破が馬鹿なだけで、権力闘争で「嘘」は常套手段である。菅なんて、ゲシュタポのような男を信用する辺り、安倍晋三や麻生太郎以上にボクちゃんで、この辺で権力競争からドロップアウトしたことは、日本にとって良いことだろう。男らしさを見せつけることが出来なかった石破には、政治家として、日本人の情緒に対する配慮がなさ過ぎた。こういう選択をB層中心の人々は嫌うものなのだ。
だからといって、安倍が安泰で、次が麻生太郎と云う順番が守られる可能性も怪しい。集団的自衛権問題で、民意を問う可能性を、菅は否定したようだが、原発再稼働や辺野古埋め立てなどで民意を問うことはないとは言っていない(笑)。過半数を握っているのに、わざわざ解散・総選挙するわけがない、というのが主流だが、筆者はあるかもしれないと思っている。9月の内閣改造は、かなりヤバイ人材が含まれるだろうし、入閣できなかった議員らの鬱積を抱え込むリスクを増大させている。GPIFによる国内株式への比率は基準値を大幅にオーバーしているという噂も絶えない。12%であるべき国内株式への投機が17〜18%になっていて、9月の見直し如何では、20%を超えることになりそうだ。
このような国民の年金積立金の扱いは、株価が下がれば、お前等の分け前が減るぞ!それが嫌なら、タンス預金なんか直ちにやめて、国内株に投資せよ!国家は、「自ら助けるものを助ける」と言っているも同然なのである。これは、彼らの発想から行くと、棄民政策ではない。年金基金を死守したければ、株を買え!NISAでも良いぞ!兎に角、救われたければ、預金を吐きだせ!戦時中は、国民は鍋釜まで、大砲の弾作りに供出したのである。国家の危機、韓国人だって、デフォルトに際して、1セント硬貨まで供出下ではないか!ハハハ、笑っちゃうような政権に権力を与えたものである。ここまで来ると、バラエティ番組見ているようだ。
今度の解散総選挙が何時になるか別にして、自民党は公明党との連立だけで、政権与党にはなれない。公明・みんな・次世代・維新合わせても、まだ足りない可能性があるだろう。5党連立でも過半数に達しない場合、何としても数合わせをしていくと、村山富市や細川護煕のような人物を首相に担ぐ必要が出てきて、自民党は一回休みになる。つまり、石破に出番は来ないと云うのが、政治の常道だ。意外に無所属の議員から首相が出たりするかもしれない。但し、1年持つことはないだろう。国内政治は、とてもくだらないが、日本テレビのお笑い番組のようで面白い分には申し分ないね(笑)。
≪ 石破氏入閣受諾、「次はあなた」が最後の決め手
自民党の石破茂幹事長が入閣を受諾した。安倍晋三首相から求められた安全保障法制担当相への就任に難色。幹事長続投を求めたが、最後は「次はあなた」と禅譲論まで持ち出した首相側近の説得を受け入れざるを得なかった。首相は石破氏のポストについて、地方創生担当相を軸に検討している。
29日昼、首相官邸に現れた時から石破氏は笑顔だった。首相から打診された安保法制相を受けるかどうか――1週間前に浮かべていた苦渋の表情はなかった。1時間半の会談で、石破氏は幹事長続投の希望は伝えたが、同時に「人事権者は総理ですから」と決定に従う姿勢も強調。終了後に記者に囲まれると 「好きとか嫌いとか、そんな問題ではない。組織人としてトップの決定に従うのは当然だ」と語った。 石破氏は当初、「ポスト安倍」を意識しつつ「政策の違い」を理由に首相と距離を取ろうとした。だからこそ、首相側近たちはその芽をつぶそうと動いた。
「なぜ党を割るような動きをするのか。次は石破さんしかいないじゃないですか」。菅義偉官房長官や萩生田光一・総裁特別補佐は、首相からの入閣要請を受けるよう説得を続けた。「安倍の次は石破」は菅氏の持論だが、直接の「禅譲論」に石破氏の心は揺れ動き、いつしか「2人には感謝している」とこぼすようになっていった。
首相と石破氏の関係に、溝が生じたのは7月24日。首相官邸で石破氏と向き合った首相は「集団的自衛権の関連法案は難しい。なかなか答弁できる人はいません」と安保法制相への就任を求めた。これに石破氏は「幹事長としてやりたい仕事がまだある」。ただ、「最後は首相の決定に従います」とも述べ、首相は受け入れられたと感じた。
一方、石破氏を「ポスト安倍」と見据えて支持する議員は「なんで首相は石破氏を幹事長から外すのか」と主戦論を唱えた。幹事長として国政選挙で結果を出し続けた自負もあり、石破氏はいったんは入閣しない方向で腹を固めた。 しかし、党内対立の種をまくような動きに批判が集中。かえって孤立化する懸念も出てきていた。そこに菅氏らの助言もあって心変わり。結束は強いが数少ない側近と一緒に戦うより、薄いが幅広い党内の支持を期待し、首相のポストを待つ道を選んだ。石破氏は今後、重要閣僚として存在感を示しつつ、首相を支えて禅譲を受ける戦略を描く。
だが、現時点では唯一ライバルになり得る石破氏が首相支援に回ることは、長期政権への布石を打ったことになり、かえって禅譲が遠のくという矛盾を抱える。
また、安保政策をめぐり、石破氏が「首相と同じ考え方の人が入閣すべきだ」との考えを示したことも国会などで追及されるおそれがある。担当大臣でなくとも、閣議決定時の署名や国会答弁などで姿勢を問われるからだ。一時は「無役」を覚悟しながら、一転して入閣を決めたことに、側近議員だけでなく広く党内の信頼を失った可能性もある。
「禅譲なんて、そんなに甘くない」。側近議員らの訴えに、石破氏はこう答えたという。「だますより、だまされる方がいい」
■首相、ライバル抑え来秋へ基盤強化
一方、首相にしてみれば石破氏が「これから先も首相を全力で支える」と明言して閣内入りすることで、党内の亀裂回避にとどまらない大きな果実を得た。
来年秋の自民党総裁選で再選を期す首相にとって、最大のライバルの石破氏が党ナンバー2の幹事長を続けることは「カネとポストを握らせ続け、求心力のアップにつながる」(首相周辺)との懸念があった。
集団的自衛権の行使容認をめぐる与党協議で公明党に譲歩しすぎ、沖縄県知事選の候補者調整で混乱を招いたことにも首相は不満を抱いた。「幹事長の仕事として必要な裏技がダメなんだ」。石破氏を幹事長から外すことは人事の主要課題になっていった。
かといって石破氏を無役にすれば、首相に不満を抱く勢力の象徴的存在となり、反旗を翻す「芽」を残す。「なんだかんだ言っても石破さんは自民党のスター」。賛辞と対抗意識を交えて石破氏を評する首相としては、幹事長の権限を弱め、自由な発言や政治活動も縛る「閣僚ポスト」は理想の処遇だった。
だが、首相が下した判断にもリスクはある。留任組や女性、公明党枠などを考えると、残る閣僚ポストは多くはない。貴重な一枠をこれまでも日の当たる道を歩いてきた石破氏に明け渡すことは、約60人と言われる「閣僚待機組」には耐え難い。少ないながらも明らかな「反安倍」勢力を党内に顕在化させることにもなりかねない。 ≫(朝日新聞デジタル)
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