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2014年08月29日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍VS石破戦は痛み分け>
アメリカの戦争に自衛隊を投入するための具体的法整備が、秋の臨時国会の焦点である。安倍はそれを石破に任せることで、石破クーデターを阻止する策略で9月3日の改造を迎えようとしたが、石破は安倍との心中を嫌って幹事長留任で応じた。この場合、閣外が石破のまともな対応だが、そこまでは自信はない。党内孤立を恐れて安保担当以外の入閣を了解した。安倍は石破の幹事長ポスト外しに成功した。双方痛み分けが8月29日の安倍・石破会談だった。
<安倍は体調不良>
安倍の体調不良は、どうやら本物である。8月29日、官邸筋からの情報によると、ほぼ確実のようだ。テレビ映像に映る安倍の表情が精彩を欠いている。目が死んでいる。輝きがない。うつろな目をしている。
専門家は「腸の持病を抑えるために強いステロイド系の薬を使用している。これの副作用がでている。それにストレスに弱い病気だ。過労もよくない。広島大災害に目もくれず、ゴルフに熱中したのも、そのせいだ」と指摘している。
安倍の外国訪問は25回。隣国には1歩も足を踏み入れることは出来ないが、中南米やアフリカなど多くの日本人が知らない国々を回ってきている。
安倍の実父・晋太郎は外務大臣時代、外遊に力を入れ過ぎて、過労が原因でガンに倒れてしまった。安倍家に詳しい元政治部記者は「安倍家は皆腸が弱くて短命の家系」と語っている。
<石破は力不足>
要するに、安倍の途中退陣説が永田町に台風のように舞い始めているという。想定できる見方である。
これも石破が入閣に傾いた理由とみていい。途中退陣の場合、閣内の重要ポストにいる方が有利という判断に違いない。対立よりも「安倍をとことん支える石破」を売り込めが、彼の後見人がアドバイスした可能性がある。
いまの石破の人気は、あるようでいて、実はない。安倍に敵対する力はない。安倍支援勢力は財閥、その巨額資金なのだから。
<閣内の安倍後継争いは麻生と石破>
ポスト安倍は、麻生太郎に加えて、石破が参入したことになる。谷垣の留任は未定であるが、東電福島原発事件と徳洲会疑獄の捜査を抑え込んだ責任者とされて、安倍後継から大きく遠のいたと見られている。
麻生は、一番安倍の健康状態を知る地位にいる。老いたキツネのように餌が目の前に落ちてくるのを、じっと待ちうけているようだ。麻生のライバルが石破である。両者の確執も新たな話題になろう。
安倍の健康が良ければ、2人を競わせて高みの見物をすればいいのだが、安倍にその余裕はない。
アベノミクスの崩壊、8%消費税による消費の落ち込みが、安倍ストレスに拍車をかけている。急激な円安による燃料の大幅な値上げが、経済沈下に拍車をかけている。
支持率低下で野党や市民の反撃は強まってくる。秋の臨時国会を無事に乗り切れるかどうか?
<年内退陣説も浮上>
官邸筋の予測の中には、年内退陣説もあった。筆者は6回目の地元田布施入りとゴルフ三昧、そして1週間近くなって、ようやく広島行きを決行したことに注目した。4回もの歯医者通いも。
安倍異変は本物である。体調不良を注視する政局展開になりそうである。
1国の宰相の健康は、政治の不健全化を招く。石橋湛山は1カ月で、その重責ゆえに退陣した。既に1度経験をしている安倍である。
2014年8月29日記
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