http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/528.html
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http://31634308.at.webry.info/201408/article_28.html
2014/08/28 22:49
自民党がヘイトスピーチ対策をするプロジェクトチームを作り、検討することが決まったそうである。このヘイトスピーチの取り締まりは是非行うべきものである。この案件について、異議をはさむものではない。
しかし、この対策の中に、全く本質の違う趣旨の対策も議論されようとしている。それは、国会周辺の大音量デモの規制も検討するということだ。元々デモとは、聞いてもらいたい人々にスピーカーなどを使って訴えることだ。この大音量のデモとヘイトスピーチとは、全く異質の議論である。自民党は国会前で、原発再稼働、秘密法、集団的自衛権の容認、沖縄辺野古などのデモを想定しているのであろう。これらのデモは、ヘイトスピーチの類のものではない。ヘイトスピーチは、どの党を支持している人でもよくないと思っている。しかし、原発の再稼働、集団的自衛権行使容認は、過半数以上の人が反対である。そのようなものに対して、単に大音量だから規制すべきとは、議論のすり替えである。
百歩下がって、大音量と言うのなら、中音量ならいいのか?小音量はどうなのか?ではその大音量は何dBの音なのか?人によって、大音量と小音量の感じ方はちがう。きっとこの趣旨は、取り締まる警察の考え一つで如何様にも取り締まれる法律を作りたいだけである。
今、自民党は絶対多数の中、自分達に都合の悪くなることに対して、全て法律を作っておこうとしている。昨日のBS11のTV番組で小沢氏は、小選挙区において、野党共闘の候補を出せば確実に勝てると述べている。野党ももう少し利口にならなければならない。前回の選挙によって、自民党の亜流のような野党が増え、所謂与党に対立軸を持つ野党議員の数が減ってしまった。まずは、国民の正当なデモまでも規制しようとしている党の議員の数を減らして、正当な野党議員を増やすしかない。もうそろそろ国民も気が付いている。
国会周辺の大音量デモ規制も検討 自民ヘイトスピーチPT
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140828/stt14082813150003-n1.htm
自民党は28日、「ヘイトスピーチ」と呼ばれる人種差別的な街宣活動への対策を検討するプロジェクトチームの初会合を党本部で開き、国会周辺での大音量の街宣やデモに対する規制も併せて議論する方針を確認した。高市早苗政調会長は「仕事にならない状況がある。仕事ができる環境を確保しなければいけない。批判を恐れず、議論を進める」と述べた。
警察庁の担当者は、国会周辺での拡声機の使用を規制する静穏保持法に基づく摘発が年間1件程度との現状を説明した。
一方、ヘイトスピーチの規制に関しては新規立法が必要かどうか検討を進める。高市氏は6年後の東京五輪開催を見据え「特定の国家や民族を口汚くののしるのは日本人として恥ずかしい」と強調した。
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