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石破氏、退路断たれ腰砕け入閣も 「地方創生相」起用論に動揺…
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140828/plt1408281536001-n1.htm
安倍晋三首相に反旗を翻した自民党の石破茂幹事長が、結局は首相の軍門に下る可能性が出てきた。来月3日に行われる内閣改造・党役員人事で、安倍首相は石破氏を地方創生担当相として入閣させる方向で検討。石破氏サイドもこれに応じる姿勢を示している。来年9月の総裁選を睨む石破氏が腰砕けになったワケとは。
「他の閣僚ならいいのだが…」
石破氏は最近、周囲にこう漏らすようになった。「地方できちんと勝てるようにして初めて政権奪還は完成する」と幹事長ポストにこだわりを見せてきたが、姿勢を転換した形だ。
石破氏は安保担当相について「首相と百パーセント考え方が一緒の人が答弁するのが一番いい」と指摘。自身が就任を固辞する理由については、集団的自衛権の行使容認に向けた手続きに関する考え方の違いをほのめかしていた。
しかし、首相が起用を検討する地方創生担当相は、石破氏自身が「来年4月までは地方再生がメーンテーマだ」と意欲を示してきた分野だ。これを断れば、「政策の違い」を理由としてきた石破氏の説明と矛盾してしまう。首相の意向に逆らってまで入閣を拒否する大義が失われ、党内支持率も下落しかねないというわけだ。
このため、首相の「地方創生担当相打診」という隠し球に石破氏サイドは動揺。石破氏周辺からは、他のポストの打診があれば受諾し、事態打開を図るべきだとの声も出始めた。石破氏は29日にも首相と会談する予定で、ここで地方創生担当相の就任要請を受ければ、安倍内閣の閣僚が来年9月の党総裁選に出馬するのは難しくなる。
石破氏は27日夜、埼玉県深谷市での講演で「安倍晋三首相は気力、体力の続く限りやってほしい。首相がそんなに代わって国がよくなるわけがない」と白旗モード。自民党政局「秋の陣」は気候の冷え込みとともに早々に終幕する雰囲気が漂っている。
一方、安倍首相は大島理森前副総裁を復興相・環境相兼任で起用する方向で最終調整に入った。参院からは脇雅史参院幹事長、岩城光英参院議院運営委員長の入閣論が浮上。小渕優子元少子化担当相も党三役か入閣での起用が検討されており、小渕氏も打診を受諾する可能性について「一般的にはそういうことではないか」と語っている。
また、拉致問題担当相に山谷えり子参院政審会長の名前が取り沙汰されているほか、遠藤利明元文科副大臣、山口俊一元財務副大臣も入閣候補となっている。
[ZAKZAK(夕刊フジ) 2014/08/28]
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