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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140827-00000116-mai-pol
毎日新聞 8月27日(水)22時4分配信
福田康夫元首相は27日、東京都内で講演し、7月下旬に中国の習近平国家主席と北京で会談したことを初めて認めた。福田氏は中国側に関係改善への意欲があるとの見方を示しており、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の際に日中首脳会談が実現する可能性が出てきた。今後、日中間で沖縄県・尖閣諸島などをめぐる調整が活発化するとみられる。
福田氏は7月27〜29日に北京を訪問し、習氏と会談した。福田氏は講演で、習氏との会談が実現した理由について「(日中関係改善の)気持ちがあったから、会ったのではないか。習氏は日本の悪口は言っていない」と述べた。
尖閣諸島などを巡る日中間の緊張については「危機感は向こうも同じようなものを持っている」と説明。そのうえで、「万が一の危機が起きないようにしなければならない。このことを実現するために首脳同士が会う必要がある」と指摘した。
首脳会談が実現しない場合は「かなり難しい状況になる。欧米ではこの地域は紛争地域だと言われている」と述べ、日中間の緊張が一層高まるとの危機感を示し、安倍晋三首相と習氏との首脳会談の必要性を強調した。
さらに「去年から(首相とは)何度も話をしている。(対中関係に関して)基本的な考え方をしっかり持っている」と述べ、首相と打ち合わせをした上で習氏との会談に臨んだことを示唆した。
福田氏と習氏との会談後、8月9日には日中外相会談が約2年ぶりに実現した。習氏に近い中国人民対外友好協会の李小林会長が9月下旬と10月上旬の2回、来日する方向になっているなど、関係改善ムードが出てきている。
ただ、中国側は首相が靖国神社に参拝しないと明言することや、尖閣諸島を巡り領土問題が存在することを日本が認めることを首脳会談に応じる条件にしてきた。今後は、日中間で着地点を見いだせるかが焦点になる。
福田氏は講演で「そのことを条件にすれば、なかなか首脳会談もできない。(中国側も)そういうことが分かるようにはなっている」と、軟化の兆しがあるとの見方を示した。一方で、「前向きに動かしたいと思っているが、まだまだ道は長い」(外務省幹部)との見方も根強い。【福岡静哉】
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