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地位協定という治外法権、南でも北でも
http://okaiken.blog.ocn.ne.jp/060607/2014/08/post_709a.html
2014/08/25 そりゃおかしいゼ
辺野古沖に新設される米軍基地建設反対に、23日にキャンプ・シュワブのゲート前に3600人の人が集まった。県民集会は「止めよう新基地建設!みんなで行こう、辺野古へ。」というスローガンを掲げていた。
名目は、普天間基地に県内移設となってはいるが、実際に建設されようとしているのは、空港を併設する軍港である。とても移設と説明できるようなものではない。新たな巨大な軍事施設である。
集会には、国家議員や稲峯市長や県と市の議員たち多数である。沖縄は新たな基地で、軍事的多機能を持つことになる。
辺野古は、海岸から遠くないところから急に深くなっている。軍港には都合のいいところであるが、そのため多様なサンゴの群生があり、ジュゴ ンなどの貴重な海洋生物の多様性も特筆されるところである。
ケネディ駐日大使が、クジラの保護を訴えるのであれば、ジュゴンはどうするのと言いたい。日米地位協定が、国民の声を阻み、国民を危険に晒すのである。
おりしも当地別海町には、アメリカ海兵隊が矢臼別演習場に射撃訓練 に来る。昨年は。目標を3キロも外す誤射をやったが、謝罪もなければ、誤者の説明もないまま再開している。
現地の自治体がこぞって、誤射原因の説明などを求めたが、何の反応もなく予定通りの射撃を行って帰っていった。
測量が始まった辺野古でも、誤射をやった矢臼別でも、国民への説明もなければ、民意の反映する場もないのである。誤射を即座に確認したのは、地元の観察小屋で長年監視していた反対派の人たちである。反対派が確認していなければ、黙殺されていたであろう。
日米地位協定という、治外法権が厳然と存在するため、国民は国土を自らの手の中にないことになる。
集団的自衛権を口実に、アメリカのために何でもしますという、象徴的な南の辺野古と北の矢臼別である。
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