安倍晋三首相は25日、大雨による土砂災害で多数の死者・行方不明者が出た広島市を視察に訪れた。首相は広島県庁で湯崎英彦知事、松井一実広島市長らと意見交換し、「県と市と一層緊密に連携し、対策を推し進めたい。被災者が一日も早く安心した生活に戻れるよう全力を尽くす」と表明。行方不明者の早期発見に政府が一丸となって取り組む考えも強調した。

　陸上自衛隊や警察、消防による行方不明者の捜索が続く段階での首相の現地入りは、人命救助や復旧活動に万全を期す姿勢を示す狙いがある。

　首相に対し、湯崎知事は被害状況を説明し、松井市長は道路復旧や住宅確保などを要望した。

　首相は同日、避難所となっている同市安佐南区の小学校を訪れ、被災者から話を聞いたほか、被害状況を確認し、捜索活動に当たる自衛隊員らを激励。ヘリで上空から被災状況を視察することも検討されたが、天候不順を理由に中止した。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140825-00000034-jij-pol

＞人命救助や復旧活動に万全を期す姿勢を示す狙いがある。

マスコミにも見透かされている無駄な視察。

　安倍晋三首相は２０日午前６時３０分、関係省庁に対し、「政府の総力を挙げて救命・救助などの応急対策に全力で取り組む」ことなどを指示した。その後、夏休みで山梨県富士河口湖町で行っていたゴルフを切り上げて首相官邸に戻った。

　首相は官邸で記者団に対し、「救命・救助の態勢を強化するため、自衛隊を数百人規模にするよう指示した」と表明。状況が整い次第、古屋圭司防災担当相を現地に派遣する考えも示した。防衛省によると、同日午後には現地入りの自衛隊員が計５００人規模に拡大するという。

　首相官邸の危機管理センターには午前４時２０分に「情報連絡室」が設置され、その後、内閣審議官を室長とする「官邸連絡室」に格上げされた。関係省庁による災害対策会議も開いて対応を協議した。」
http://www.asahi.com/articles/ASG8N35PBG8NULFA009.html
その翌日。
「広島土砂災害 ２５００人態勢で捜索続く 8月21日 12時23分(NHK)

局地的な豪雨で大きな被害が出た広島市の安佐南区と安佐北区では、警察や自衛隊などがおよそ２５００人の態勢で依然として行方の分からない人たちの捜索を続けています。
局地的な豪雨で大きな被害が出た広島市の安佐南区と安佐北区では、警察によりますと、これまでに３９人の死亡が確認され、７人が行方不明になっています。
このほかにも行方が分からないという人の届け出があるということで確認を急いでいます。
警察や消防それに自衛隊は、２０日から夜を徹して、およそ８５０人の態勢で行方不明者の捜索を行ってきましたが、朝からは態勢をおよそ２５００人に増やして捜索を続けています。
このうち、住民から「１０棟前後あった建物がなくなっている」という通報があった安佐南区緑井８丁目の付近は、二次災害の危険があるため、２０日の段階では近づけない場所もありましたが、２１日朝は、およそ３０人の警察官が木やがれきを取り除きながら崩れた住宅を捜索しました。
近くに住む６２歳の男性は、「午前３時半ごろ、石が流れてくるようなごろごろという音がしたので、自宅の２階に上がると土石流が流れていくのが見えました。自分の身が危ないと思い、土石流のあと、安全な所へ避難しました」と話していました。」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140821/k10013966191000.html
全然人手が足りていなかった、ということではないでしょうか?

菅の発言は間違ってない。