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石破に反撃された安倍首相の狼狽
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140824-00038519/
2014年8月24日 9時31分 天木 直人 | 外交評論家
どうやら石破幹事長が安倍首相の要請を断って安保法制担当大臣のポストを断る事にしたようだ。
私が注目したのは、断る理由として安保政策で安倍首相と考えが違う、だから安保相を引き受けると閣内不一致になるからよくないといって固辞したことだ。
これは痛烈な安倍批判だ。
石破がここでいう安保政策の違いとは、もちろん集団的自衛権行使の考え方の違いである。
集団的自衛権を行使するという事は、米国の戦争に自衛隊の血を流す覚悟してともに戦う、ということだ。
石破ならずとも、安保懇の北岡など安保政策の専門家なら皆そう考えている。
ところが安倍首相は7月1日の記者会見で、漫画絵を使って、おじいちゃん、おばあちゃん、赤ちゃんの命を守るために集団的自衛権の行使は必要だとやった。
その後も、公明党や野党におされて、平和憲法は守るとやった。
こんな馬鹿な答弁はない。
そんな安倍首相の考えを国会で代弁できる者は、安倍の言いなりになる奴か、大臣になりたいだけのバカしかにない。
少なくとも石破は馬鹿ではなかったということだ。
面白くなってきた。
9月3日の安倍改造内閣では誰が安保法制担当大臣になるのだろうか。
私は安倍首相が兼任するしかないと思う。
それが一番いいと思う。
なぜなら安倍首相しか安倍首相の考えている集団的自衛権行使が説明できないからだ。
おもしろくなってきた。
石破の固辞は、石破が安倍降ろしに回るかという政局よりも、安倍集団的自衛権の馬鹿さ加減が浮き彫りになるという意味で面白いのである(了)
◇
石破氏、安保相を固辞 首相と考え方に隔たり
http://www.asahi.com/articles/ASG8R672PG8RUTFK007.html?iref=comtop_6_01
2014年8月24日07時37分 朝日新聞
自民党の石破茂幹事長は23日、9月の党役員・内閣改造人事で、安倍晋三首相が打診している安全保障法制担当相を受けないと決めた。集団的自衛権の行使容認など安全保障政策で、首相と考え方の隔たりが大きいことが理由だ。首相が石破氏に他の閣僚ポストを提示するか、無役にするかが焦点となる。
石破氏は近く、安保法制相を辞退する考えを首相に伝える見通しだ。ただ、他の閣僚への就任を打診された場合、受けるかどうかは慎重に検討する考えだ。
石破氏は安保法制相を受けない理由として、周囲に「首相とは集団的自衛権の行使を容認して目指す国家観が違う。自分の考え方を抑えて国会で答弁するのは、政治家として自己否定になる。譲れないものがある」と説明している。
石破氏は自民党が過去の国政選で公約に掲げた「国家安全保障基本法」を制定し、日本の安全保障の基本方針を定めたうえで、集団的自衛権の行使を容認すべきだ、という考えだ。一方、首相は基本法の制定には消極的で、憲法解釈変更の閣議決定で行使を容認し、現在ある関連法の改正で対応は可能としている。
石破氏は2012年の自民党総裁選の地方票でトップになるなど、来年秋に予定される総裁選で首相の最大のライバルとなる可能性がある。石破氏に近い国会議員には、入閣せずに無役となった方が得策との意見が大勢だ。
一方、首相は将来の解散・総選挙をにらみ、選挙の実務を仕切る幹事長を自らに近い議員に交代させる意向とみられるが、石破氏の処遇を含めて、人事構想の練り直しを迫られる。
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