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ニュージャージー州では大騒ぎ/(AP)
本場は破綻 ハゲタカに踊らされる安倍政権「カジノ解禁」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/152819
2014年8月23日 日刊ゲンダイ
安倍政権が経済政策の「目玉」に据える「カジノ解禁法案」。秋の臨時国会で審議を本格化させ、一気に成立させる魂胆だ。東京や大阪、沖縄などの自治体も次々に「誘致」を表明。まるで「カジノ」=「バラ色の未来」のような雰囲気だが、本当に日本で成功するのか。本場、米国ではカジノの破綻が相次いでいるのだ。
米国有数のカジノリゾート、ニュージャージー州アトランティックシティーでは12日、現地の大型ホテル「レベル・カジノ・ホテル」が9月の閉鎖を発表。地元は大騒ぎとなっている。
「『レベル・カジノ』は海沿いの絶好のロケーションに立ち、高級レストランやスパがあるホテルです。2年前に開業したばかりで、突然の閉鎖に衝撃が走っています。アトランティックシティーは、カジノホテルが立ち並び、“東のラスベガス”と呼ばれていますが、今年1月には『アトランティック・クラブ・カジノ』が閉鎖したほか、『ショーボート・カジノ』や『トランプ・プラザ』など破綻が相次いでいます」(在米ジャーナリスト)
なぜ米国でカジノ経営が行き詰まっているのか。
「ホテルには泊まるが、ギャンブルはしない観光客が増えているためです。米国のカジノ業界は、中国の富裕層を呼び込もうとしているのですが、彼らはマカオやシンガポールなど近場のカジノに行く。米国内では、もはやカジノビジネスは終わったとさえいわれ始めています」(国際政治評論家)
■外資が狙うパチンコマネー
そこで低迷する米国カジノ業界が目を付けたのが「日本」だ。最近では、米大手MGMリゾーツ・インターナショナルが、最大100億ドル(約1兆円)の資金を投資し、日本に進出する方針を示した。だが、とても日本でカジノが成り立つとは考えられない。
カジノビジネスに詳しいジャーナリストの出井康博氏はこう言う。
「日本でカジノを成功させるには、中国人富裕層の存在が欠かせませんが、そう簡単ではありません。本気で取り組めば“怪しい”カネの受け入れを求められる可能性もあるからです。私は、外資系カジノの狙いは日本人のパチンコマネーだとみていますが、全国に店舗を持つパチンコ業界と同じ規模の売り上げを確保するのは難しいでしょう。結局、ビジネスは失敗すると思います」
カジノ議連の最高顧問を務める安倍首相は「カジノ解禁」で景気浮揚すると勘違いしているようだが、ハゲタカ外資に踊らされて終わるのが関の山だ。
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