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2014年08月21日 「ジャーナリスト同盟」通信
<731部隊の極秘資料公開(吉林省)が大波紋>
731部隊・毒ガス展を開催、未決の戦争責任を追及するABC企画委員会発行の機関紙第90号が、以前に郵送されてきていることに気付いた。吉林省公文書館で発見された旧日本軍の侵略新資料を紹介してある。4月25日に「鉄証如山」の題名で、1冊の本としても出版された。鉄のような証拠が山のようにある、というのだから、それこそ侵略戦争を否定する安倍晋三の胸に突き刺さることになろう。
<安倍に突き刺さる山のような侵略証拠「鉄証如山」>
69年前の戦争を「自衛のための戦争」と信じ込む極右・安倍晋三に対して、新たな史実が中国で明らかになっている。各地の公文書館が侵略の新資料を公開しているのだが、その先頭を走っているのが、吉林省公文書館のそれである。
同省の省都・長春は、かつて関東軍の傀儡政権・満州国の中心となった「新京」。関東軍司令部や憲兵隊司令部などの中枢施設が存在した。日本人の知らない侵略の真実が眠っている。その一部がようやく公開された。その波紋の広がりは大きい。
悪魔の生体実験・731部隊を追及するABC企画委員会が、いち早く機関紙で取り上げていた。今その手元の資料で紹介している。正に「鉄証如山」なのである。安倍の嘘つきなど通用しないだろう。
<南京大虐殺30万人説を裏付ける資料>
以前、中国外交部に在籍、周恩来の下で国交正常化に努力してきた肖向前は、筆者に対して、次のようなコメントを繰り返し述べていた。「日本右翼が歴史を否定するたびに、新たな侵略の事実が次々と出てくるだろう」と。
吉林省公文書館の新資料も、そうしたものの一つと言えるだろう。
石原慎太郎の暴言の代表作の一つは「南京大虐殺は幻」というものだが、新資料によって、当時の南京には100万人市民の存在を関東軍が認知していたことが判明した。それというのも、日本右翼の主張の中には「当時の南京の人口は30万人もいなかった」という虚言が横行している。
<日本国が関与した慰安婦制度の資料>
安倍やNHKのモミイは、従軍慰安婦制度を否定している。実は、被害者は朝鮮半島の人たちばかりではない。中国人もその被害者だ。それを裏付ける資料も見つかった。
安倍ら日本右翼の虚言は、もはや通用しないだろう。大陸の資料と半島の資料が結びつくことになるだろうから、もはや石原や安倍・森の暴言は真っ向から否定されることになろう。
<開拓団・特殊工人など侵略の新史実>
「満蒙開拓団」の悲劇は、最も悲劇の多かった長野県の関係者などの告白証言で知られているが、これの推進役が現地の関東軍資料でも明かされているようだ。
中国農民の大地を略奪、そこに移住させられた大規模な「満蒙開拓団」による大豆生産、その黒幕は財閥、特に三井の暗躍で知られる。
奇怪な柳条湖爆破事件・張作霖爆死事件の黒幕も三井工作とされる。
特殊工人という初めて聞く中国人被害者のことも、新資料で明らかとなった。日本軍は華北討伐・掃討中に捕えた捕虜などを「特殊工人」として、一般の労工よりも過酷な労働を強いた。「待遇は最悪だった」という。
その中の抵抗者を「特移扱」という名称で掌握、731部隊の生体実験の対象者として殺害している。
<安倍の祖父・岸信介も暗躍した新京>
安倍の祖父・岸信介は、この傀儡政権の下で財閥の手先となって働いていることは判明している。役目を終えての帰国時の略奪品は、それこそ山のようだった、とも伝えられている。
其の時のものが、今も安倍・岸家の家宝になっているのだろうか?興味が沸いてくる。ABC企画委員会の和田によると、情けないことに「731部隊関連資料を日本政府は、現在も隠ぺいしている」と決めつけている。69年経っても極秘扱いする日本政府ということは、戦前の悪しき政権・天皇制国家主義が、戦後にも継承されている何よりの証拠であろう。
反省も謝罪も出来ない日本政府は、安倍・自公政権の下で、最悪の事態を迎えていることになる。
2014年8月21日記
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