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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140820-00004272-sbunshun-pol
週刊文春2014年8月28日号
安倍晋三首相が9月初めに断行する内閣改造・党執行部人事。早くも留任が決まった「女房役」菅義偉官房長官が頭を悩ませているのが、10月の福島県知事選への対応だ。
「誰を立てるべきか、さまざまな党関係者と接触し、意見を求めているようです」(自民党関係者)
そんな最中、自民党福島県連は、元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)の擁立を決め、月内にも党本部に推薦を要請する予定だ。現職の佐藤雄平知事が去就を明言しない中、しびれを切らした県連が、党本部を押し切って擁立に動いた形だ。
「福島では、自民党の支持率は決して高くない。佐藤知事は民主党出身ですが、菅氏との関係はいい。菅氏は、佐藤氏への相乗りで負けを回避する策も考えていたようですが……」(同前)
本来、党の仕事である選挙にまで菅氏が目配りするのは、石破茂自民党幹事長の手腕を疑問視する声が多いためだ。滋賀県知事選の敗北に続いて、11月の沖縄県知事選でも自民党は苦戦が予想されている。
沖縄では県連が支持する仲井真弘多現知事が、革新陣営や公明支持者が推す元県連幹事長の翁長雄志那覇市長と激突する構図だ。
「自民党の情勢調査で仲井真氏が劣勢で、石破氏が推薦に難色を示していることが表に出てしまった。しかし、石破氏は『仲井真ではダメだ』と言うだけで、代わりの候補を用意するわけでもない。そもそも、翁長擁立の動きを事前に封じ込められなかったことが苦戦の原因でしょう。幹事長は力量不足を自覚すべきです」(同前)
福島でも県連の動きを党本部は抑えきれなかった。
「党本部は野党との相乗りを模索していたが、佐藤知事で行くのか、他の候補を探してくるのか、決めきれなかった。そこで県連は、仙谷由人元官房長官と近く、民主党政権時代に内閣官房に出向していた鉢村氏なら、民主も乗れると見て擁立に踏み切ったようです」(自民党議員)
だが、民主党は「佐藤知事が出馬するなら推す」(民主党議員)と見られる。
「福島は県出身の国会議員経験者が5代続いて知事になっており、東京出身の鉢村氏には戦いにくい風土です。厳しい選挙になるでしょう」(自民党県連関係者)
国政レベルの懸案を抱える福島と沖縄では負けられない安倍政権。石破氏の去就とあわせ、菅氏の悩みは続く。
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