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18日の谷垣グループ研修会で講演する谷垣禎一法相=長野県軽井沢町(水内茂幸撮影)(写真:産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140820-00000110-san-pol
産経新聞 8月20日(水)7時55分配信
来月の内閣改造を前に、谷垣禎一法相は、側近議員らが求める安倍晋三首相との対決姿勢を退け、恭順の姿勢を示している。民主党の野田佳彦前首相、公明党の山口那津男代表との、消費税増税を合意した「3党首同窓会」への出席も拒否した。ただ、首相が消費税率10%への引き上げの決断を見送るのではないかと強い懸念を示すなど、立ち位置に苦悩している様子もうかがえる。(水内茂幸)
「『かつてのハト派はどこに行った、自民党はみんなポチみたいになった』という議論があるが、私は正しいとは思わない」
谷垣氏は18日、長野県軽井沢町で開いた谷垣グループ「有隣会」の夏季研修会で講演し、グループ内にある「対立軸待望論」を戒めた。
「宏池会」(現・岸田派)の流れをくむ谷垣グループには「ハト派」へのこだわりが少なくない。側近議員は「これでは『ポスト安倍』の呼び声もかからない」と焦る。
これに対し、谷垣氏は講演で「民主党政権を他山の石とするなら、最後はまとまることが大切だ」と述べ、安倍首相を支えるべきだと訴えた。
ただ、消費税増税の行方には神経をとがらせているようだ。
谷垣氏は今年3月、大平正芳元首相の誕生日に合わせて開かれた野田、山口両氏らとの会合に参加した。
3氏は平成24年8月、野田政権時代に各党党首として、消費税率を26年4月に8%、27年10月に10%へ引き上げることを合意した。また、大平氏が消費税の「前身」といえる「一般消費税」の導入に熱心だったことから、会合は「消費増税支持者の集まり」との臆測を呼んだ。
谷垣氏周辺によると、3氏の会合が今月8日夜に開催することで調整された。山口、野田両氏は、谷垣氏を取り込み、安倍首相が10%への増税を先送りするのを牽制(けんせい)する狙いがあった。特に首相と微妙な距離がある山口氏は、谷垣氏に自民党内の対立軸の役割を期待した向きもある。
谷垣氏は欠席を伝え、会合は流れた。谷垣氏は、会合が「反党行為」とみられるのを避けるためだったという。しかし研修会では「10%にもっていけない状況が生まれれば、経済政策『アベノミクス』が成功しなかったとみられる可能性がある」とも語った。
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